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LINEマーケティング活用最前線(AD)

LINEの法人向けサービス活用の加速を目指し 認定講師制度「LINE Frontliner」始動

合格の鍵は専門分野に関する深い知見と応用力

――参考までに、試験ではどのような点がポイントになるのでしょうか。難易度について教えてください。

佐藤:実際の書類やプレゼンを拝見すると、「この資格は箔が付くから」「代理店として、取っておかないといけない」という意図はすぐに分かります。残念ながら、今回そういう方々は全員不合格となっています。また、プレゼンテーション試験では、プレゼンの内容はもちろん、資料の美しさやLINEの商品名の表記など、細かいところまでチェックしました。

 なお、試験では自分が得意とする専門の業界を選んでいただき、その業界に対する考察がどこまで深いのかもポイントとして注視しました。そこがLINE社内の人間ではなく、社外であるLINE Frontlinerに期待したい点です。

清水:プレゼンを聞くだけでもすごく勉強になりました。私も以前は営業職で、LINEのプロダクトについては理解しているつもりでしたが、「LINEのこの機能にこんな使い方があるんだ」と新しい発見がありました。11月18日から、プレゼンテーション試験の内容をベースにしたオンラインセミナーを毎週実施する予定なので、是非多くの方に参加いただきたいと考えています。

佐藤:今回は新型コロナウイルスの影響が強く、EC分野に関するプレゼンが多かったと思います。「コロナの影響でECへのデジタルシフトが起きている」といった視点であれば、専門家ではない私でも想像できるレベルです。しかし、「そういう視点もあるのか」「LINEにはここまで求められているのか」という新たな気付きがあり、そのようなプレゼンを行った方を選定させていただきました。

 特に印象に残っているのは、偶然にも2人の方が「接客DX」というテーマでプレゼンを行ったことです。

 応募者には代理店だけでなく、ツールベンダーの方もいらっしゃったのですが、単にツールとつなげてLINEでチャットをするだけでなく、接客という観点からLINEを使ったコミュニケーションのあり方を考案していただきました。自身のスキルや知見を、どのようにLINEの改善に活かしていくかといった観点など、私たちも感心するような内容がありました。

――ちなみに、資格の有効期限はあるのでしょうか?

清水:LINE FrontlinerもLINE Green Badgeも、有効期間は1年間です。ただ、LINE Frontlinerの初期参画メンバー6名については、2021年12月末までの任期となります。任期中の活動状況や本人の意向含め、それ以降も更新するかを決める予定です。

佐藤:新たなLINE Frontlinerの募集に関する日程については、来年夏ごろから秋口をめどに行う予定です。今年以上に、応募者が増えることを期待しています。

LINEの商品企画にも参加、より良い未来の共創へ

――LINE Frontlinerについて、今後の展開を教えてください。

清水:セミナー登壇や寄稿もそうですが、LINEの商品企画担当とのコミュニティを形成しようと思っています。主にLINE公式アカウントとLINE広告の2分野でコミュニティを立て、ディスカッションしながらLINEの商品をより良くするための議論を深めていくつもりです。

 またLINE Green Badgeとの連携も考えていて、LINE Green Badge取得のためのセミナーをLINE Frontlinerの方々に実施していただくことも企画しています。

佐藤:2020年10月15日に開催する「LINE SMB DAY」でLINE Frontlinerの方々をお披露目する予定です。自身の活躍の場を広げていただきながら、私たちも全面的に協力し、業界の情報や課題を共有してLINEを通じてより良い未来の礎を築いていきたいと考えています。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/10/15 15:00 https://markezine.jp/article/detail/34429

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