BtoC/BtoB問わず活用が可能
――今回の新機能をどのような企業に活用してほしいですか。
桑谷:多数のメルマガ会員を抱えている企業は、それだけデータのセグメントが細かく、配信頻度が多くなるので、機能の有用性を感じていただけると思います。
業種に関しては、BtoC/BtoB問わず活用していただけますが、特にアパレル、小売、メディアのお客さまとは相性が良いでしょう。会員の母数は多くなくとも、複数のブランドを持っていたり、商品カテゴリーが多数に分かれるような企業、キャンペーンをいくつも動かしていて配信頻度の高い企業などは、導入メリットが大きいと思います。
――様々な活用が可能ですね。
桑谷:はい。ほかにもスタートアップで効率的にメール配信を行うためにMAツールを導入しようか迷われている企業には「Cuenote FC」をお勧めします。
MAツールは導入コストが大きいうえに、運用に対するコストやリソースも必要ですので、“専属部隊”を作って活用していく覚悟が必要です。一方「Cuenote FC」には、今回のフリークエンシー機能をはじめ、メール配信をコントロールできる様々な機能が備わっています。スモールスタートを目指されるお客さまとは、相性が良いと思います。
――最後にマーケターに向けてメールマーケティングの成功に向けたアドバイスをお願いします。
桑谷:今回の機能は、企業側にとってはより良い顧客コミュニケーションの実現と工数削減、そして顧客側にとっては本当に欲しい情報が手に入るようになる体験を実現するものです。
コロナ禍の影響でリアルの接点に制限が生じていることもあり、デジタル上での情報発信はある意味「やって当たり前」の状況になっています。そこから一歩抜きん出て、お客さまに「この企業は自分に合う情報を送ってくれる」「読み逃さないようにしよう」と思ってもらえる存在になるために、配信コントロールを行う重要性は増しています。差別化を図っていくための手助けを、我々の製品でさせてもらえたらと考えています。
――本日はありがとうございました。