Z総研は、N.D.Promotionが運営するNom de plume(ノンデプルーム)読者を中心とした、Z世代コミュニティに所属するZ世代女子を対象に2022年上半期トレンド調査を実施。その結果を「Z総研2022年上半期トレンドランキング」として発表。また「ネクストトレンド予想」も同時に公開した。以下、一部内容を紹介する。
2022年上半期、流行ったコト・モノ1位は「TikTok」
まず2022年上半期に流行ったコト・モノを調査した。結果、「TikTok」が1位に。「Instagramはきっちりとした情報を、TikTokは面白さやトレンドを重視している印象がある」という。
2位が「平成ギャル」、3位が「ルーズソックス」と続いた。Instagramの投稿では、平成ギャルが大ブームとなった。文化祭や制服ディズニーなどのイベントでルーズソックスをはき、「ギャルでない清楚な女の子もみんなつけている」といった声もあった。
流行った食べ物・飲み物は「地球グミ」が首位に
次に流行った食べ物・飲み物を調査。結果、「地球グミ」が首位となった。2021年下半期から1つ順位を上げた地球グミは、写真映え、動画映えするお菓子として注目が集まっている。
2位に「スターバックス」がランクインした。2022年は、新作だけでなく、スターバックスで映えること自体が流行した印象。ストローをさしたり、乾杯したり、推しのアクスタと並べるところをInstagramのリールに投稿する人が多く見られた。続いて、韓国発祥のマカロン「トゥンカロン」が3位に。見た目と味とレパートリーの多さで度々話題に上がったという。
流行った言葉、1位は「きまZ」
2022年上半期に流行った言葉を調査した。結果、「きまZ」が1位に。「気まずい」を意味するワードで、YouTubeチャンネル「ウチら3姉妹」の、とうあ氏から広まった言葉だ。
2位の「ぎゃる」は、「ギャル超かわいい」という歌詞が特徴の「GAL (feat. Shake Pepper & Yvngboi P)」 がTikTokで大流行した。3位の「それ」は、返事の際に「それな」と同意の意味で使われるという。
その他、2022年上半期に流行ったものは以下の通り。SNSを含めた複数のチャネルで話題になっている人やモノが目立った。
2022年下半期は「ちびTシャツ」「9bic」などに注目
また、2022年下半期のネクストトレンドをZ世代に予想してもらい、その結果をZ総研が選出し、まとめた。
「たまごっち」は、アニメとコラボしたたまごっちなども発売され、懐かしさから注目が集まっている。
「FOCALLUREのアイシャドウ」は中華コスメのブランド。1つのパレットに様々な色とテクスチャーが含まれており、パッケージの可愛さだけでなく発色の良さからも人気がある。「ちびTシャツ」はギャルブームとともに流行。ヘソだしスタイルのファッションが支持されているという。
「ちょえ」はコムドットのやまと氏が考案した言葉で、「ちょっと待って」の意味。「短くていいやすそう」という声もあった。
アーティストで注目が集まったのが、メンズの地下アイドル「9bic」や、ジャニーズJr.の「Lil かんさい(りとるかんさい)」、歌い手グループの「KnightA - 騎士A -(ナイトエー)」、韓国アイドルグループ「NMIXX(エンミックス)」。SNSでの親しみやすさやチラ見せから気になる人が多いという。
YouTubeチャンネルは、「むくえなちっく。」「ESPOIR TRIBE ―エスポワール・トライブー」が挙げられた。
【調査概要】
調査時期:2022年5月1日(日)~2022年5月8日(日)
調査方法:インターネット調査
調査対象:自社メディア「Nom de plume」LINE@会員
有効回答数:1,139名(全国、小学生以下1名、中学生314名、高校生622名、18歳(高校卒業)~22歳165名、23歳~26歳37名)【複数回答式】
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