デジタルガレージの子会社であるBI.Garageは、博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムと資本業務提携契約を締結した。
BI.Garageは、2019年にメディア企業28社と「コンテンツメディアコンソーシアム」を創設。大手プラットフォーマーによるクッキーを含む個人情報の独占や、意図しないサイトでの広告掲載によるブランド毀損などの課題解決に取り組んでいる。また2021年にはスイスの1plusX社との資本業務提携を通して、コンテンツの文脈に沿った広告を配信する「コンテクスト広告」の仕組みを開発した。
今回提携した2社に加え、電通グループ、CARTA COMMUNICATIONS、ADKマーケティング・ソリューションズらとともにコンテンツメディアコンソーシアム事業の拡大に着手。2022年4月に1plusXを買収した米国のアドテク企業・TripleLift社との連携も視野に、新たなテクノロジーを活用した次世代型広告事業に取り組んでいく。
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