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TikTok広告マーケティング最新事例&動向(AD)

ライブ配信を文化に!毎日数万人のクリエイターが配信する急成長中の「TikTok LIVE」とは?

圧倒的なアクティブユーザー数とギフティング額

—— TikTokというプラットフォームが持つ強みの一つに、アクティブユーザー数の多さがあります。TikTok LIVEとして、アクティブユーザー数を増やすために取り組んでいる施策があれば教えてください。

 私たちが特に力を入れているのは、クリエイターのサポートです。クリエイターが多様で高品質なコンテンツを生み出すことができれば、ユーザーは満足し、その結果としてアクティブユーザー数が増えていくものだと考えています。

——アクティブユーザー数に加えて特筆すべき点は、ギフティング額の高さです。data ai社のレポートによると、国内の主要ライブ配信サービスの中でTikTok LIVEのギフティング額が最も高いようです。ギフティングを促進するために工夫していることがあれば教えてください。

 ギフティング額は2021~2022年で約15倍と急成長しています。この結果にも、クリエイターへの惜しみないサポートが影響していると思います。なぜならギフティングは、クリエイターを「応援したい」と思ったり、クリエイターのコンテンツに支払う価値を見出したりしたユーザーの気持ちの表れだからです。TikTok LIVEは収益化しやすいため、ライブ配信のみで生計を立てているクリエイターは数多くいらっしゃいます。

4半期ごとのTikTok LIVEギフティング成長率
4半期ごとのTikTok LIVEギフティング成長率

——TikTokというプラットフォームにいるユーザーのボリュームと、クリエイターに対するサポートの掛け算で、ギフティングの金額が必然的に高まっていったというわけですね。

クリエイター向けの教育プログラムが充実

——クリエイターのサポートに力を入れているとのことですが、具体的なサポート内容を教えてください。

 まずはクリエイター一人ひとりのキャラクターや強みを引き出し、最適なクリエイティブを一緒に探っていきます。たとえば音楽系のクリエイターの場合、「技術的に歌が上手なら人気が出る」という単純なものではありません。TikTok LIVEでは親近感や共感など、ユーザーの心を打つ要素が必要なのです。必要な要素はクリエイターによって異なります。時には1時間以上かけて話を聞いたり、本人の配信を直接見に行った上でアドバイスしたりすることもあります。

——一人につき1時間以上のヒアリングは、他ではあまり聞かないレベルの手厚さですね。

 そうかもしれません。照明の使い方やコンテンツの構成といった技術的な面だけでなく、ユーザーとコミュニケーションをとる際に気をつけるべきポイントなどもお伝えしています。また、初心者から上級者まで一人ひとりのレベルに合わせてライブ配信が学べるアカデミー事業も展開し、様々なタイプのクリエイター向けにカスタマイズしたカリキュラムを提供中です。

TikTok LIVE運営チームがクリエイター向けに提供している教育カリキュラム(現在は一部クリエイターのみが対象)の一例
TikTok LIVE運営チームがクリエイター向けに提供している教育カリキュラム(現在は一部クリエイターのみが対象)の一例

 教育的な支援だけではありません。たとえば、ゲームクリエイターにはゲームパブリッシャーと協働する機会をつくるなど、一人ひとりの目標や夢に沿ったサポートも行っています。加えて、クリエイターをマネジメントするエージェンシーのサポートにも、同じくらい力を入れています。エージェンシーの組織構造のつくり方や事業計画の立て方に伴走するなど、支援内容は幅広いです。

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TikTok LIVEクリエイターを「なりたい職業」1位に

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/12/20 17:14 https://markezine.jp/article/detail/40682

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