店頭と同じような「ワクワク感」をInstagramで届ける

Instagramの立ち位置・活用の目的：

ビューティアポセカリーおよび取扱商品の魅力を発信し、認知を拡大すること。顧客の声を知る販売員による投稿で、店頭と同様に“個”を捉えた商品提案をし、興味関心の喚起や購入に繋げること。

──伊勢丹新宿店のビューティアポセカリー（以下、Bアポ）が運営するInstagramアカウント（@isetan_beautyapothecary）について教えてください。

　Bアポは、伊勢丹新宿店の本館地下2階にある「“今もこれからも美しく健康でありたい”を叶える」をコンセプトにしたトータルビューティショップです。お客様の“なんとなく”なお悩みに寄り添い、毎日を“少し”ポジティブにする。そんなお客様にとっての“かかりつけ美容薬局”を目指しています。

　Instagramを開設したのは2019年4月。その後、2020年10月にリニューアルをし、現在の運用体制となりました。店頭の最新情報（プロモーションや新商品など）をリアルタイムで発信し、フォロワーにとって「Bアポの情報はここを見ればすべてわかる！」というような場所になるよう運用しています。また、投稿の管理や写真の撮影・加工などを行うSNS担当は2人ですが、テキストは実際に店頭で接客しているスタッフや商品担当者などを中心に15名ほどのメンバーが交代で寄稿しています。

──BアポのInstagramには熱度の高いファンが多数います。Instagramでファンを育成する際、大事なことは何でしょうか？

　私たちが意識しているのは、テキストを書くスタッフの言葉を活かすこと、個性を大切にすることです。当ショップでは、“ベストセラー”ではなく、お客様にとっての“マイベスト”をご提案できる商品をたくさん取り扱っています。年齢やライフスタイル、考え方などが異なる様々な販売員がそれぞれの視点から商品をご紹介することで、バラエティー豊かなコンテンツをお届けできますし、実際にそこが好きだとおっしゃって下さるフォロワー様も多いと感じています。店頭に来られないお客様にも「Bアポではどんな出合いがあるんだろう？」というワクワクをInstagramを通して感じてもらい、より多くのお客様に当ショップの魅力を知っていただきたいと思っています。