全3回:顧客起点マーケティング実践のプロセス
はじめまして。アソビューの宮本です。これから全3回に分けて、弊社の特別顧問である西口一希氏とともに、どのようにして顧客起点マーケティングを実践してきたのか、その経緯や実践プロセス、さらに成果について、可能な限り公開させていただきます。
初回は、BtoCサービスである「アソビュー!」が顧客起点マーケティングを取り入れるまでのサービス成長の軌跡とそこで直面した課題について。2回目では、西口氏の出会いと、9segs導入のプロセスを。3回目で、顧客起点マーケティングの実践ノウハウとそれによって得られた成果についてご紹介します。
自社のマーケティングを顧客起点に変革したいが上手くいかない、どう進めればいいかわからないという方に少しでもお役に立てればと思います。
様々な“遊び”を掲載している予約サイト「アソビュー!」
まず、簡単にアソビューの紹介からさせてください。当社は「生きるに、遊びを」のミッションを掲げ、休日の便利でお得な予約サイト「アソビュー!」をはじめ、レジャー業界向けのDXを推進する「ウラカタ」や、自治体向けのソリューションなど、“遊び”を中心に事業を展開しています。
今回の話の中心になるアソビュー!は、2012年にサービスをローンチしました。パラグライダーやラフティングなど地の利を活かしたアウトレジャーのほか、陶芸体験やそば打ち体験など地域に根差す文化を活かした魅力的な体験、遊園地や水族館などのレジャー施設、日帰り温泉など、様々な“遊び”を掲載している予約サイトで、いわゆるリボン図モデルのビジネスです。