ワンリーリステッドは、BtoC向けサービスを展開する企業の経営者1,020人を対象に、BtoC企業のマーケティング戦略に関する調査を実施した。
提供するサービスは「製造」がトップ
まず、調査対象者に提供しているサービスのジャンルを尋ねたところ「製造(14%)」がトップ回答に。2番目以降に「建設(12.7%)」「販売・小売(11.2%)」が続いた。
約7割がオンライン提供
次に、商品・サービスの提供方法を聞いたところ「店舗など現場での提供(55.5%)」が最多回答に。なお、「オンラインでの提供(eコマースサイトやアプリを活用)」が40.7%で、「オンラインでの対面提供(オンライン上で対話し提供)」が27%と、オンライン提供は約7割に上った。
約半数が「差別化戦略」を採用
現在、どのようなマーケティング戦略を取り入れているかを伺ったところ「差別化戦略(48.1%)」の最も回答割合が高く、次いで「コストリーダーシップ戦略(36.7%)」が挙がった。
7割超がマーケティング課題を自覚
「現在のマーケティング戦略において課題はあるか」と尋ねたところ、「ある」と回答した人は73.4%に。また、課題に対して具体的な対策法を考えているかと質問。その結果、50.5%の人が「考えており、既に取り組んでいるところである」と回答した。
【調査概要】
期間:2023年6月20日(火)〜26日(月)
方法:インターネット調査
人数:1,020人
対象:BtoC向けサービスを展開する企業の経営者
【関連記事】
・AI生成コンテンツ「積極的に使用」と回答したマーケターは米国で約6割/日本では約3割【アドビ調査】
・調査対象の99%が「1年以内にリテンション領域への投資を強化」と回答【Braze調査】
・75%の企業がサードパーティCookieに依存/半数はCookieレスへのリソース不足【アドビ調査】
・6割以上のEC/D2C事業者がデジタル広告に関する高騰を実感【SUPER STUDIO 調査】
・アジア主要市場の広告費は約550億米ドル/デジタル広告費は前年比64%増に【ニールセン調査】