トヨタモビリティ東京は2023年4月、トヨタとレクサスを併設したトヨタモビリティ東京有明店とレクサス有明をオープンした。店舗内にはアサヒビールと電通デジタルの合弁会社スマドリ社とコラボレーションしたメニューのあるカフェを展開するなど、通常のカーディーラーとは異なる体験を提供している。本記事では、コラボレーションの背景や両社がカフェを通じて目指す顧客体験について、各社のキーパーソンに話を聞いた。
有明にトヨタ・レクサスとの新しい接点を作る
MarkeZine編集部(以下、MZ):2023年4月、トヨタモビリティ東京がトヨタとレクサスを併設した新店舗を有明にオープンした背景を教えてください。
荒田:トヨタモビリティ東京では、有明という新しい街を拠点に将来のディーラーの形を模索してきました。車を所有している方、所有していない方、トヨタ以外のメーカーの車にお乗りの方など、すべての方に寄り添える店舗を目指し、商業施設の有明ガーデン内にポップアップショップ「Ariake Miraie」を展開してきました。
そこで得られた知見を活かしながら、地域の新しいコミュニティの場の特徴も持った、新しいカーディーラーとしてトヨタモビリティ東京有明店とレクサス有明を2023年4月にオープンしました。
MZ:新店舗の特長を教えてください。
荒田:レクサス・トヨタが同一敷地内にある初めての店舗に、コーティング専門店「KeePer LABO」のショップインショップ、地域の交流の場である「Ariake Miraie」が一つになっているのが特長です。また、屋上に太陽光発電設備を設置し、EV用急速充電器を併設するなど、環境に配慮した店舗設計になっています。
カーディーラーでノンアルコールバーを開店する狙いは?
MZ:今回、スマドリ社とコラボレーションしたノンアルコールバー「Miraie Cafe」をオープンしていますが、その背景を教えてください。
荒田:元々店舗内にカフェを作る構想はありました。店舗周辺にカフェがないため、飲食が提供できれば、より良い体験につながると考えました。ただ、普通にカフェを営業してもおもしろくないため、何か新しい要素が必要でした。その中で出てきた一つのアイデアが、ノンアルコールドリンクの提供です。
そして、ノンアルコール飲料を取り扱う企業様を探す中でスマドリ社様とご縁があり、コラボレーションすることになりました。
元田:トヨタモビリティ東京様から今回のお話をいただいたときに、我々としても非常に良い機会だと思っていました。有明エリアに住むミレニアル世代のパワーカップルにリーチすることができ、私たちの提唱するスマドリ(スマートドリンキング)を広げることにつながると思いました。
荒田:スマドリバー渋谷では、マーブリングレインという綿あめの乗ったノンアルコールドリンクを提供しているのですが、それを見たときにこれはおもしろいと思いました。スマドリバー渋谷で提供しているドリンクにはSNS映えするものが多く、コミュニケーションのきっかけになると考えました。
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道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)
1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...
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