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『MarkeZine』(雑誌)

第101号(2024年5月号)
特集「進化するテレビマーケティング、現在の選択肢」

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【特集】進化するテレビマーケティング、現在の選択肢

視るという行動ベースのデータを活かす「Telescope」

 広告は見られなければ意味がない。テレビCMが届けたい相手に届いているか、注目してもらいたいタイミングで注視されているかを把握することが重要だ。実際に視聴者がCMに目を向けた「注視データ」を活用し、CMの改善を可能としているのが、REVISIOの「Telescope(テレスコープ)」だ。

※本記事は、2024年5月刊行の『MarkeZine』(雑誌)101号に掲載したものです

REVISIO株式会社 Telescopeプロダクトマネージャー
西山真由氏

コンサル業界を経て、SaaS会社にてポストセールス担当として、プロダクトの導入から活用支援業務に従事した後REVISIOに入社。REVISIOでは、カスタマーサクセスを2年経験した後、現在はTelescopeのプロダクトマネージャーを担当。

Telescope」で使用しているデータ
  • 関東2,000世帯の地上波・コネクテッドTV視聴データ/関西600世帯の地上波視聴データ
  • 人体認識技術(センサー)を用い24時間365日、秒単位で自動取得

「視られた量」が多ければ認知率が上がる

Q.REVISIOの提供する「Telescope」とはどのようなソリューションですか?

 「Telescope」は地上波およびコネクテッドTVにおけるCMの効果分析・改善ツールです。弊社独自の「注視データ」を活用し、テレビCMのメディアプランニング・クリエイティブ共に、Web画面上で改善ポイントをひと目で把握することができます。

 REVISIOが取得する視聴データはセンサーを用いるため、調査対象者はリモコン操作の手間がなく、自然な視聴環境下でのリアルなデータを提供できることが、他社にはない強みです。テレビCMを「視られた量」が多ければCM認知率も上がることがわかっており、弊社データを活用することでより効率的なCM出稿が可能になります。

Q.どのような企業による利用を想定していますか?

 「ターゲットのリーチを最大限に高めたプランニングをしたい」「競合他社の出稿状況を知りたい」「より多くの人に見られるクリエイティブを作りたい」など、CMのメディアプランニング・クリエイティブ業務に携わる方たちへ、幅広いサポートが可能です。

最短で翌月のキャンペーンに改善を反映

Q.どのような評価指標を用い、何をもって成果が出たと定義されていますか?

 メディアプランニングをサポートする「Telescopeメディア」では、【世帯視聴率+個人視聴率+個人注視率】(いずれもREVISIO計測)を最小1時間×1曜日の粒度で把握することができます。注視を用いてCM出稿のプランニング・振り返りを行うことで、従来よりも正確なターゲティングでの出稿を実現できます。

 たとえば、従来のデータをもとに出稿したとき、CMの認知率が10%上がったとします。一方、同じ予算で注視データをもとにターゲットがきちんと視ている枠にCMを出稿した場合、CMの認知率が17%上がるという結果になりました。同じ予算にも関わらずCMの認知率を上昇させることができるのです。

 CM制作をサポートする「Telescopeクリエイティブ」では、CM中に誰がどのシーンで目線を向けたのか、離れたのかがわかります。【Cスコア】という評価指標を用いて、1秒ごとの注視をスコア化することで「より視られる」CMを制作できます。

 クリエイティブ調査をする際、事前の強制視聴調査と事後のアンケート調査の結果にギャップが生じて、その後の打ち手に困った経験はありませんか? 注視データ=行動ベースのファクトデータを使えば、クリエイティブ調査の解像度を上げることが可能です。

図表1 「Telescope」ダッシュボード画面。自社や競合の視聴質の推移や、カテゴリ内でのランキングなどを確認することができる
図表1 「Telescope」ダッシュボード画面。自社や競合の視聴質の推移や、カテゴリ内でのランキングなどを確認することができる
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Q.広告の運用は改善が重要ですが、1回のPDCAサイクルはどれくらいですか?

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MarkeZine(マーケジン)
2024/06/06 09:30 https://markezine.jp/article/detail/45615

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