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TikTok広告マーケティング最新事例&動向(AD)

認知拡大×検索促進でTikTok売れ!漏れないタンブラー「BrüMate Era」のTikTok広告

自社商品に合ったクリエイターを見つけ、最適な動画を作る方法とは?

――今回はクリエイターの方に動画を制作いただいたとのことですが、クリエイター選定並びに動画制作において気を付けた点を教えてください。

木村:実施前はペルソナが明確になっておらず、今回の施策を通してターゲットの兆しの見い出しもしたかったため、海外好きでトレンドを追っている方や自然に気を使っている方など、商品との相性が良さそうなクリエイターさんの候補を挙げ、配信結果を見ながら最終的にペルソナを探れるような選定をしました。

辺:TikTok広告を制作する上で気を付けなければいけないポイントがいくつかあると思っています。そこで、しっかりと目に留めていただけるようにクリエイターの動画構成に関しては、冒頭に何かフックになる要素を入れて制作していただきました。

株式会社オークローンマーケティング オーダーテイキングディヴィジョン デジタル推進担当 シニアマネージャー 辺 知子氏
株式会社オークローンマーケティング オーダーテイキングディヴィジョン デジタル推進担当 シニアマネージャー 辺 知子氏

金沢:TikTokのインフィード広告は、「おすすめ」フィードでユーザー投稿の間に配信されます。そのため、広告色が強いとスキップもされやすいため、通常のコンテンツと馴染むクリエイティブにするだけで、視聴率やいいね、コメントなどのエンゲージメントも変わってきます。オークローンマーケティング様のクリエイティブに関しても、そういった要素が押さえられていたと思います。

サーチリフト調査でTikTok売れの予兆をつかむ

――今回はTikTok for Businessが提供するサーチリフト調査も行ったと聞いています。その背景について教えてください。

辺:認知拡大が一番の目的ではありますが、デジタル上で売上に近いKPIも追っていく必要がありました。中でも検索は、商品の購入検討に近い行動だと思いますので、サーチリフト調査を活用し、商品理解にもどれだけ効果があったかを測ることにしました。

――サーチリフト調査はどのような形で実施されるのでしょうか。

金沢:サーチリフト調査では、TikTokユーザーをランダムに抽出し、広告接触者と非接触者の2つのグループに分類します。2つのグループでBrüMateに関する検索行動が起きていたかを計測し、その差分で広告による効果を測っています。

サーチリフト調査の概要
サーチリフト調査の概要

金沢:TikTokでは、「おすすめ」フィードを通じて興味のあるコンテンツはもちろん、新しいコンテンツに出会うことができます。新しいコンテンツに出会ったとき、そこで紹介されている商品や場所などについて検索する行動も増えているので、TikTok for Businessとしてはそのパフォーマンスを視覚化できるよう、サーチリフト調査を提供しています。

TikTok for Business Japan Global Business Solutions, Performance Agency, Agency Partner 金沢 佳恵氏
TikTok for Business Japan Global Business Solutions, Performance Agency, Agency Partner 金沢 佳恵氏

検索数が160%増、売上やメディア露出にも貢献

――今回の取り組みで得られた成果について教えてください。

金沢:サーチリフト調査の結果、検索エンジン経由のページビューが実施前と比較して160%増加していることがわかりました。サーチリフト調査の他社実績と比較しても良いパフォーマンスとなっています。

 オークローンマーケティング様とサイバーエージェント様がTTCXを活用し複数のクリエイティブを用意したこと、またリーチ最適や視聴最適など、最適化の検証を行いながら運用をしたことが成果の要因だと考えています。

郝:また購入に関しても一定の成果が得られており、TikTok売れと言えるような取り組みになったと思っています。当初は20~30代の女性がメイン購入層になるのではと想定していましたが、40代以上の方にも多く購入いただいており、想定以上に広いターゲットの方にBrüMateを買っていただけること、また40代以上の方にもTikTokを通してコミュニケーションが取れることがわかりました。

辺:今回TikTok広告を展開したことで、出版社やテレビ局からもお問い合わせをいただき、メディア露出のきっかけになったりしました。さらに、クリエイターやインフルエンサーの方からも「BrüMateを紹介したい」といっていただけるようになるなど、認知が広がったことによる波及効果を感じることができました。

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TikTok売れを通じて感じた特徴

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この記事の著者

タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)

1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:ByteDance株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2024/12/16 10:00 https://markezine.jp/article/detail/45787

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