SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

2025年にお金をかけたいこと、1位は「旅行」/景気予想「良くなる」は過去最低値に【博報堂調査】

 博報堂生活総合研究所は、2015年から毎年秋に翌年の景況感について全国の生活者を対象に調査を実施。2024年10月に行った調査の結果を「2025年 生活気分」としてまとめ、公開した。

2025年の景況予想は「悪くなる」が約4割、「良くなる」は約1割

 まず、2025年の景気予想は「良くなる」と答えた人が10.8%となり、前回(14.7%)から3.9ポイント減少。過去6年間の最低値となった。また「悪くなる(37.7%)」は前回(36.2%)より+1.5ポイントと微増し、「変わらない(51.5%)」は前回(49.1%)より2.4ポイント増加した。

クリックして拡大

 景気予想の理由(自由回答)を集計すると、「悪くなる」と思う理由では「物価上昇の継続・加速(40.6%)」「景気低迷の継続(18.2%)」「新政権・新政策(13.1%)」が上位に。一方、「良くなる」と思う理由の上位は「希望的観測(26.5%)」「新政権・新政策(15.4%)」「消費・経済活性化(9.5%)」だった。

2025年にお金をかけたいこと、1位は「旅行」に

 次に、「今年お金をかけた・来年お金をかけたいもの(全25項目)」についてそれぞれ質問。来年お金をかけたいものの上位は「旅行(25.5%)」「貯金(19.3%)」「ふだんの食事(19.2%)」となり、前回と同じ項目がランクインした。特に、上位2項目は「今年お金をかけた」を上回り、その差分は「貯金」が+6.5ポイント、「旅行」が+1.7ポイントだった。

クリックして拡大

 また、3位「ふだんの食事(今年30.4%、来年19.2%、差-11.2ポイント)」、4位「外食(今年26.6%、来年18.2%、差-8.4ポイント)」は、今年の実態より来年の意向が低くなった。

2025年に始めたいことは「運動・体操・筋トレ」「投資・資産運用」

 続いて、2025年に始めたい/やめたいことについて尋ねた。すると、「来年始めたいことがある」人は26.9%と前回(28.1%)から微減し、「来年やめたいことがある」人は18.7%で前回からほぼ横ばいという結果だった。

 始めたいことでは、「運動・体操・筋トレ(29.7%)」がトップとなり、「投資・資産運用(24.1%)」「貯蓄(23.1%)」が続いた。やめたいことは「無理しての人付き合い(30.8%)」「無駄遣い・衝動買い(28.8%)」「食べ過ぎ・飲み過ぎ(26.3%)」が上位に入った。

クリックして拡大

【調査概要】
・2025年予想
調査地域:全国11都市(首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏、札幌20km圏、仙台20km圏、新潟30km圏、金沢20km圏、静岡20km圏、広島20km圏、高松30km圏、福岡30km圏)
調査手法:インターネット調査
調査対象:20~69歳の男女3,900人(男性1,943人、女性1,957人)
調査時期:2024年10月1日(火)~10月4日(金)
企画分析:博報堂生活総合研究所
実査集計:QO(旧:H.M.マーケティングリサーチ)

・2024年予想
調査対象:20~69歳の男女3,900人(男性1,943人、女性1,957人)
調査時期:2023年10月2日(月)~10月5日(木)
※調査設計は2025年予想と同じ

【関連記事】
博報堂生活総研、写真調査サイト「生活図鑑」の「住」カテゴリーを公開 特徴などで絞り込み検索も可能
SDGsの認知率、2024年は前年より減少/社会・環境のための行動実践度は過去最高値に【博報堂調査】
30年で若者の恋愛離れが加速/欲しいものは「お金・時間・自由」、恋人は10位に【博報堂生活総研調査】
日本「自分の将来イメージは暗い」8ヵ国でトップ「経済的に余裕がある」は最下位【博報堂生活総合研究所】
博報堂とSHIBUYA109 lab.、「界隈」を起点とする消費行動を分析したレポートを公開

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/11/29 12:45 https://markezine.jp/article/detail/47626

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング