コマースメディアを展開するCriteo(クリテオ)は、オールアバウトライフマーケティングがNTTドコモと共同運営する総合通販サイト「dショッピング」にCriteoリテールメディア・プラットフォームを導入したことを発表した。

リテールメディア広告市場は、2028年には1兆845億円規模に拡大すると予測されており、リテールメディア事業に参画する事業者がネットワークを形成し、市場をけん引している。
Criteoリテールメディア・プラットフォームの導入により、「dショッピング」内の広告枠の運営が簡単になる。また、dショッピングのECサイトやアプリで商品を販売する店舗は、買い物客の興味・関心に合った広告配信ができるようになり、新規獲得からコンバージョンに至るまでを促進できる。
また、Criteoのセルフサービス型のリテールメディア・プラットフォームを活用することで、広告主となる店舗はキャンペーン内容の調整や変更が簡単にでき、自社の広告予算に合わせた効率的な広告配信が可能となる。
オールアバウトライフマーケティングコマース企画部 部長の繁岡和枝氏は「『dショッピング』では、店舗が増加し、モール内での出店社様の販売計画に合わせたSKUの訴求がより重要になっている。今回、既にリターゲティング広告での実績がある『Criteo リテールメディア』の導入により、出店社様には簡易に商品プロモーションの場をご提供でき、お客様は関心に沿った商品へのアクセスが可能になる」とコメントした。
【関連記事】
・Criteo、dentsu AmericasのCEOを務めるマイケル・コマシンスキ氏を新CEOに任命
・Criteo、世界の旅行トレンドに関する調査レポートを発表 3割が旅行の計画にAIを活用
・Criteo、コマース特化のSSPを日本で提供 コマースデータの活用でプログラマティック広告を配信
・Criteoとunerry、実店舗の集客支援に向けて協業 オンライン広告の来店効果も計測可能に
・Criteo、リテールメディアの効果に関する調査レポートを発表 広告展開でROIが平均428%増加