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マーケティング最新事例 2025

「たべっ子どうぶつ」がまさかの映画化!お菓子×IPでブランドファンを育てるギンビスの仕掛け

お菓子を通して「心豊かな世界」に貢献していく

──最後に今後のビジョンや、それに向かってどのような挑戦をしていくかお聞かせください。

宮本:ギンビスは「お菓子に夢を!」「お菓子を通して世界平和に貢献する」を経営理念として掲げています。この理念を様々な形で具現化していくことが、当社の挑戦です。

 私は、「お菓子を通して心豊かな世界に貢献していきましょう」とよく言っています。お菓子は、楽しさや癒やしを提供することで、ストレスを軽減し、人の心の健康に貢献すると思うんです。ストレスが少なくなると寿命が伸びます。お菓子を通じて「楽しく長生き」できる社会に貢献できたらと思います。

 なので、健康な心を維持するためのお菓子作りをこれからもしっかりやっていきたいですし、いろいろなコミュニケーションの場でお菓子を使っていただきたいと考えています。

 2030年には、創業100周年を迎えます。「たべっ子どうぶつ」をはじめとしたロングセラーのお菓子商品も、100年続く商品にすることで、“日本のカルチャー”と言われるブランドにしたいですね。現在も約25の国と地域で販売していますが、海外展開にも力を入れて世界中に愛されるブランドにできればと思います。

 また、お菓子業界全体を盛り上げたいという思いもあります。日本のお菓子文化は幅広く、おいしくて伝統もある。「たべっ子どうぶつ」の人気を起点に、海外における日本のお菓子文化の盛り上がりを作れたら最高ですね。

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この記事の著者

岡田 果子(オカダ カコ)

IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/07/15 10:54 https://markezine.jp/article/detail/49368

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