日本ハムは9月3日、あらびきウインナー「豊潤」のブランド新プロモーション「漢字二文字界隈決戦 ジューシー豊 青コーナーからの逆襲〜ウインナー師匠と歩む勝利への道〜」を開始した。
お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤さんをPRアンバサダー“ウインナー師匠”として起用。豊潤を漢字二文字のウインナーブランドが競う市場の「挑戦者」と位置づけ、認知の差を埋めにいく。

課題は商品力ではなく「手に取られる前」の段階
豊潤は2017年2月発売のブランドだ。同社のブランド「シャウエッセン」より低い価格帯を担い、200〜300円の中価格帯市場をターゲットとする。同社は同日の発表会で、構成比の大きいこの中価格帯で成長することを「経営課題」と位置づけていると説明した。
ネックになっているのは認知度である。同社調査によると、2026年7月時点のブランド認知は豊潤が28.8%で、“漢字二文字界隈”の競合トップブランドを大きく下回る(同69.1%)。「どちらが美味しそうか」を尋ねた第一印象の調査でも、豊潤を選んだ人は17.5%にとどまった(競合ブランド36.6%)。
一方、実際に豊潤を食べた人のうち89.1%が「美味しい」と評価している(2026年6月同社調べ)。同社営業企画室長の山岸昌隆氏は「商品の評価が低いのではない。食べていただく前の段階で選ばれる機会を失っていた」と述べ、課題を「まず手に取ってもらうきっかけを作り、体験の入り口を増やすこと」に設定した。
「完成したブランド」から「挑戦し続けるブランド」へ
同社はこれを受けてブランドの役割自体を見直した。これまで伝えてきた改良後の完成形に加え、商品がおいしくなっていくまでの挑戦や改善のプロセスを開示し、生活者の声を聞きながら対話を重ねる方針に切り替える。
新コンセプトは「みんなの声援で、もっと美味しくなっていくウインナー。」。豊潤のパッケージカラーである青を、リング上で挑戦者が立つ「青コーナー」に重ね、覆面キャラクター「ジューシー豊」がウインナー師匠とともに市場の王者へ逆襲を仕掛ける物語仕立てで展開する。
第一弾は「名前」を起点にした自分ごと化
プロモーション第一弾として、名前に「豊」または「潤」の漢字が入る人を対象としたプレゼントキャンペーンを9月3日から23日まで実施する。抽選で100名に「豊潤あらびきウインナー」6パックを贈る。
Xでシェアすると当選確率が2倍、「豊」と「潤」の両方が名前に入る場合は10倍、両条件を満たすと20倍になる。特設サイトおよびYouTubeではオリジナル動画「豊潤『開始のゴング』青コーナーからの逆襲 EP1」も公開している。
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