日本ブランド戦略研究所は、有力企業251社の企業情報サイトについて、10月にユーザー評価を行い、1万2600件の有効回答をまとめた。
総合評価で1位になったのは「トヨタ自動車」で、会社案内、IR情報、CSR・環境への取組みなど、多くのコンテンツで高い評価を得て、2007年以来4年ぶりの総合1位に返り咲いた。2位はカゴメ、3位はキユーピーと味の素、5位は昨年1位のサントリーで、2008年以来3年連続守ってきたトップの地位をトヨタ自動車に明け渡した。上位にはそのほかにも、食品や飲料の企業が多くランクインしている。
総合評価ランキング(カッコ内は業種、数字は評価指数)
1位 トヨタ自動車 (機械・輸送用機器) 103.7
2位 カゴメ (食品・水産) 100.8
3位 キユーピー (食品・水産) 99.0
3位 味の素 (食品・水産) 99.0
5位 サントリー (食品・水産) 98.6
6位 パナソニック (電機・精密) 97.0
7位 TOTO (窯業・金属製品・ゴム製品) 96.7
8位 富士フイルム (化学・繊維) 95.8
9位 キッコーマン (食品・水産) 95.5
10位 キリンビール (食品・水産) 95.0
11位 サッポロビール (食品・水産) 94.8
12位 アサヒビール (食品・水産) 93.7
13位 ホンダ‐本田技研工業 (機械・輸送用機器) 93.3
13位 ヤマハ (その他製造) 93.3
15位 日産自動車 (機械・輸送用機器) 91.2
15位 モスフードサービス (商業) 91.2
17位 日本コカ・コーラ (食品・水産) 90.6
18位 伊藤園 (食品・水産) 90.5
19位 キリンビバレッジ (食品・水産) 90.2
20位 ハウス食品 (食品・水産) 89.7
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