SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

タブレット広告のパフォーマンス特性はPC広告よりも有利【2013年版モバイル検索広告グローバルレポート】

 マリンソフトウェアは、「2013年版モバイル検索広告のグローバルレポート」を発表した。

 そのレポートによると、2012年のパソコンとモバイル(スマートフォン、タブレット)のクリックシェアの中でモバイルが占める割合は、米国18.4%、英国19.0%、日本16.2%、シンガポール22.5%であった。

 また、2012年のパソコンとモバイルの広告費の中でモバイルが占める割合は、米国14.0%、英国14.0%、日本10.9%、シンガポール20.0%であることが明らかに。

 そして米国では、タブレットからのコンバージョン率が2012年に31%という劇的な伸び率を示した。一方で、スマートフォンの伸び率は9%、パソコンに至ってはわずか7%に留まった。コンバージョン率に関しては、2013年12月までにタブレット広告がパソコン広告を追い抜くと予測されている。

 加えてパソコン向けの広告と比較した場合、タブレット向けの広告の方が有利なパフォーマンス特性をもっていることが分かった。2012年に米国では、はタブレット向け検索広告のクリックスルー率(CTR)は、パソコン向け検索広告のCTRを37%上回ります。一方、タブレット向け有料検索広告の平均クリック単価(CPC)は、パソコン向けの平均CPCを17%下回っていた。

 タブレット向け広告のパフォーマンス特性は、タブレットを使用する消費者の増加を背景に、広告主の投資およびCPCの伸びを後押ししている。米国では、2012年第4四半期にはタブレット向けの検索広告の支出が初めてスマートフォン向けの支出を超え、2012年全体でタブレット向けの支出が4.8%から10%へと増加した。また、検索広告に関してはタブレット向けが2012年に25%増加していることから、2013年末にはタブレットのCPCがパソコンのCPCに並ぶと予測する。

 当レポートについて、同社のマーケティング・パートナーシップ担当副社長のマット・ローソンは「タブレットの普及は誰もが知るところだが、タブレットユーザーはパソコンを使用する時と非常に似た方法で検索広告に関わり、商品購入に至っている。ユーザーへの普及とそのパフォーマンス特性とが相まって、タブレット向けの検索広告は広告主にとって見逃せない存在になってきている」と述べた。

【関連記事】
有償化したGoogle「商品リスト広告」、クリック・広告費ともに増加【米マリンソフトウェア調査】
2012年度国内タブレット出荷台数、前年度比60.2%増【国内スマホ・タブレット市場調査】
世界のタブレット出荷台数、2015年にノートPCを上回る 【矢野経済研究所 調査】
タブレット・電子書籍リーダーのクチコミの中心は「iPad」
タブレット型端末、52%の企業が導入積極的 最多理由はペーパーレス化によるコスト削減

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/02/28 12:00 https://markezine.jp/article/detail/17304

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング