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「TikTok」の広告プラットフォームとしての可能性は?日本法人副社長×CCIが現状と展望を語る

若年層だけじゃない!オールターゲットのプラットフォームへ

MZ:若年層に人気のTikTokですが、今後のターゲット層やマーケティングへの活用は、どのように展開しそうでしょうか。

西田:先行している海外でのサービスをみていると、ファッションやペットの動画など、今の日本の投稿よりもバラエティーに富んでいるのがわかります。ユーザー層もデジタルネイティブにとどまらず、その父母世代まで取り込んでいて、母親が子どもの姿を撮ってアップするといった「生活をきれいに・楽しく記録するプラットフォーム」になりつつある印象です。

 若年層から投稿が広がっている日本のTikTokも、早晩オールターゲットに近づいていき、向こう3ヵ月・半年でもかなり違った顔を見せてくると思います。そこでぜひ、マーケティングへの活用をトライしていただけたらと思います。

岸岡:我々も、オールリーチターゲットに育っていくことを願っています。今後は、TikTokとも協力しながら「再生回数が顧客側にどういうメリットをもたらし、成果につながるか」が見える仕組みも作っていく予定です。単に投稿が盛り上がるだけでなく、実際にこれだけ商品が売れる、ブランドイメージが向上するといった指標があれば、さらに活用が進むと期待しています。

 TikTokの海外での勢いは大変なものです。我々も日本におけるパートナーとして、一過性の盛り上がりで終わらせず、しっかり根付くようにサポートしたい。それが結果的に新たな機能やユーザーの獲得、ひいては次のビジネスチャンスにつながると考えています。広告以外の新しいコンテンツにも、TikTokの中でぜひ挑戦したいですね。

ユーザー熱の高いTikTokにブランドメッセージを乗せて

MZ:TikTokを活用したい企業のマーケターは、何から始めればよいのでしょうか。最後にアドバイスをお願いします。

西田:今後我々は、日本におけるTikTokのリーチを、他のメディアに追いつき・追い越す勢いで高めていくつもりです。まずは投稿されているコンテンツのコンテキスト、伝えたいことに触れていただき、それを自社の商品価値・ブランド価値となぞらえて届けられないか想像してみるとおもしろいのではないかと思います。

岸岡:まずはアプリで実際の投稿を見ていただけたらと思います。自分で動画をアップしなくてもいいです。あとはコメントや「いいね」の数も他のプラットフォームとも傾向が違いますので、ユーザーのエネルギーも感じられるはずです。サービスの中でどういう人たちが、どういう動きをしているか知っていただき、そこへ向けたマーケティングアクションを一緒に考えられたらと思います。

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

相馬 大輔(ソウマ ダイスケ)

ライター。青森県出身・岡山県育ち。 広島大学卒業後、九州の地方紙、東京の業界紙での記者経験を経て2016年からフリーに。 ネットメディアのインタビュー記事を中心に取材執筆。 業種業界・テーマを問わず、斬新なコンセプトとマニアックなエピソードを聞くのが大好き。 2019年3月まで1年間、都内某...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/10/25 10:00 https://markezine.jp/article/detail/29406

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