※本記事は、2019年8月25日刊行の定期誌『MarkeZine』44号に掲載したものです。
パートナーと社員が同じ感覚で働けるチームであれ
【Indeed Japan】
現在のマーケティング部門の組織体制
マーケティングチームが誕生したのは、2018年2月です。それまではグローバルの各ファンクションチームの中に日本担当がいるという形だったのですが、私がディレクターとしてチームを組成し、今では複属や常駐メンバーも合わせると、約15名のチームとなっています。発揮する職能としては、マス、デジタル、イベント、PR、SNS、データ分析、メディア、クリエイティブ等、多岐にわたります。主に求職者側にアプローチするブランドチームと、採用者側にアプローチするビジネスチームの2チーム制で運用していますが、基本的にはプロジェクト単位で働いています。
他部門やパートナーとの関係構築のコツ
チームビルディングは、マーケティングがバリューを発揮できるかどうかという観点において、非常に重要な要素であると考えています。チームメンバーを採用し、プロジェクトにアサインし、バリューを発揮できる状態にマネジメントするというのとほぼ同じ感覚で、パートナーさんと我々とのチームを作ります。理想は我々社員と同じ感覚で働いていただけるか、ということに尽きると思います。私は元々代理店出身ということもあり、外から事業を見るという距離感を持ったパートナーさんに対しては非常にネガティブな印象を持っています。彼らには、事業やプロジェクトをともに背負う覚悟を求めます。
マーケティングディレクター 水島 剛氏
2004年米国ボストン大学学士号取得。2005年博報堂入社。戦略プランナーとして、様々な企業やサービスのマーケティング課題の解決業務に携わる。2015年LINEに入社。「LINEバイト」「LINE Pay」のマーケティング責任者として、戦略立案から施策実行まで全プロセスをリード。2018年2月より現職。Indeed Japanの求職者向け、および採用担当者向けのマーケティングコミュニケーションを統括する。