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コロナによるユーザーの心変わりに気づけているか?サイト内アンケートとGA連携でインサイトを把握しよう

GA設定で失敗しがちなポイントとは?

 田村氏によると行動分析についても、見直しが必要な企業があるという。多くの企業が利用しているGAも、機能をフル活用できていないことが多いそうだ。

 GAは無償ツールであることから、有料で支援を受けようとする企業が必ずしも多くないこと、かつGA活用の充実したサポートを受けるには大規模な広告予算が必要となることから、実質的にサポートを受けられる企業が限られるのが現実だ。

 その中で、独学で設定を進めた結果、重要な基盤の設定がもれていて、マーケティングに役立つデータが取れていないことがよくあると田村氏は話す。

 具体的には次のようなケースが見受けられるという。

  • 目標(CV)やWeb上でのKPIが設定されていない
  • クロスドメイントラッキング設定ができておらず、オウンドメディアなど別ドメインの行動データを正しく取得できていない
  • 仮想ページビューの計測設定
  • 流入経路を判別するためのパラメータ設定が不適切
  • カスタムチャネルグループを設定しておらず、分析粒度が粗くなってしまっている
  • イベント設定ができておらずサイト内行動を細かく追えていない

 「特に、パラメータ設定は何となく設定してしまって『どういうデータを見て、どういうアクションを起こすか』という意図に基づいた設計ができていないことが多い。カスタムチャネルグループでの分析も見据えて、重なりや漏れがなく、有意義な知見が得られるような分類体系を、ツリー構造で整理しながら作るべきです」(田村氏)

 田村氏は広告運用を改善する上で、カスタムチャネルグループ設定の必要性が高いと考えている。たとえば、「リターゲティング広告」と「ブロードリーチ型広告」を分けたり、検索連動型広告を「指名検索」と「一般ワード検索」とで分けたりすることで、分析の精度を高められる。

 イベント設定も不完全な状態になっている企業が多いが、これも大事な要素である。たとえば、どこまでスクロールして表示されたか、どこがクリックされているかは、カスタムイベント設定で計測可能になる。

 こうした機能をフルに使えるよう環境整備をしていくことは非常に重要なため、定期的な設定状況の見直しが必要だと田村氏は指摘する。

行動データ&アンケートでCVユーザーのインサイトを理解

 「LFN インサイトサーベイ」では、サイト訪問者を対象に、「どうしてそのサイトに訪れたのか?」「なぜそのサービスを使っているのか?」などの質問を投げかけることでユーザーの声を探っていく。

「LFN インサイトサーベイ」を用いたアンケートの例
「LFN インサイトサーベイ」を用いたアンケートの例

 これまでのアンケートツールでは、アンケートがサイト外で収集される場合が多く、サイトのデータと別々に分析をする必要があったが、アンケートをサイト内に設置することで、行動データとの掛け合わせができることが最大の特徴だ。

 たとえば、「サービスを知るきっかけになったチャネル」についてのアンケートを実施し、GAで取得した「地域」や「ユーザー属性」「流入経路」などのカスタムセグメントと掛け合わせてアンケートデータを分析すると、一般的な調査では得がたいインサイトが見えてくる。

 「CVした既存ユーザーに対するアンケート調査をやっている企業は多いですよね。ですが、その割合はサイト訪問者全体の数%なので、大半を占める顧客にならなかったユーザーの声が含まれません。CVしなかったユーザーの声を分析することで、サイトのUI・UXだけでなく、サービスの改善・品質向上にもつなげられます」と田村氏は語る。

LFN デジマラボ主催 第一回無料セミナー「今だからこそできるGAの活用方法」

 本記事で取材したLifunext代表の田村一将氏が、コロナウイルスの蔓延によってユーザーやメディアに起きている影響と今後の展望を読み解き、変化に対応する第一歩として有効なGoogleAnalyticsを活用した分析方法を解説するオンラインセミナーが4月24日(金)13:00より開催されます。

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ユーザーの声を活かした施策で獲得数アップ

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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/04/22 11:00 https://markezine.jp/article/detail/33169

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