良質なD2CブランドのEC化やファン作りを支援したい
西井:齊藤さんはこの4月に、D2Cビジネスを支援するコンサルティング企業D2C Brandingを立ち上げたそうですね。どのような活動を予定しているのでしょうか。
齊藤::ECを通して企業価値・ブランド価値を向上をすることで、クライアントの利益の最大化を支援していきたいと考えています。良い商品とファンをお持ちなのに、経営層が店舗展開やマネジメントにリソースを割かれてしまい、EC化やファン作りができていないブランドが多いんです。ファストファッションからD2Cと、失敗を何度も乗り越えてきたNever Say Neverだからこそできる、支援・貢献があると考えました。
西井:ファッションブランドに限らず、著名なインフルエンサーが手がけても、商品が売れるとは限りません。D2Cには、何か売れるためのロジックがあるのでしょうか。
齊藤:企業秘密と言いたいところですが(笑)、プロデューサーに強い思いがあることが大前提です。Never Say Neverも、ブランド展開はプロデューサーの思いありき。名前だけでは、モノは売れません。
西井:今回齊藤さんとお話をして、D2Cには、まずデジタル領域へのしっかりとした理解が必要で、さらにプロデューサーや運営する人の、ブランドへの思いの強さが重要なのだと確信しました。
ファッションに限らず、自社サイトを持たないで、モールの運用さえも代行を依頼している企業は少なくありません。しかし、自分たちで直接お客様の声を聞き、思いを伝えなければ、うまくいかないものです。 Never Say Neverさんは、「D2Cって何?」の答えやD2Cの強みをしっかりと持っていらっしゃると感じました。本日は、ありがとうございました。