スパコロは、東京都内に住む10代以上の男女6,937名を対象に「ファッションビルについての調査」を実施し、結果を報告した。
行きたいファッションビル、トップはルミネ
東京都内に住む10代以上の男女に「ルミネ・マルイ・パルコのうち、ひとつだけ行くとしたらどこに行きたいか」と質問したところ、回答割合はルミネが51.5%、マルイが27.4%、パルコが21.1%となり、ルミネが半数以上を占めた。
男女別の結果を見ると、男性の回答はマルイとパルコの割合がやや高く、女性の回答はルミネの割合がやや高い。
最も重視されているのは「一人でも入りやすい」こと
各ファッションビルに行きたい理由について聞いたところ、「一人でも入りやすい(30.0%)」「好きなブランド・お店がある(26.4%)」「ショッピングが楽しめる(25.6%)」が上位に。
「トイレがきれい」「飲食が楽しめる」など、各社の利用者が重視するポイントに大きな違いが出た。
年間購買金額の高い人は「ファッション関連」「化粧室」「美容関連」で利用
直近1年間でルミネを訪れた人が利用した商品・サービスのカテゴリーは、「飲食店・カフェ・フードコート(65.9%)」がトップを占め、「ファッション関連(56.7%)」「食料品店関連(56.4%)」が続く結果に。
年間購買金額と、各カテゴリーにおける利用金額の関連性を見てみると、購買金額が3万円以上と高い利用者層では、「ファッション関連」「化粧室」「美容関連」の利用率が全体より10ポイント以上高かった。
アプリ利用頻度が月1回以上のユーザーは店舗利用頻度も高い
各社が提供するアプリの認知率は、「ルミネ(22.7%)」「マルイ(19.6%)」「パルコ(17.2%)」だったが、利用経験率は3社とも10%未満という結果に。
ルミネの店舗利用頻度をアプリの利用頻度別に見ると、アプリ利用経験者全体で「週に1回以上」店舗を利用する人は27.4%だった。
アプリの利用頻度が「週1回以上」「1ヵ月に1回以上」と高いユーザーでは、店舗利用頻度が月1回以上となる割合が9割を超え、そのほかのユーザーの結果とは一線を画して店舗の来訪頻度が高くなっている。
【調査概要】
調査方法:東京都在住の10代以上を対象としたインターネットリサーチ
調査期間:2021年4月16日(金)~2021年4月18日(日)
有効回答数:6,937名 ※人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施
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