SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

Twitterプロモーションの最新動向を追う(AD)

20~30代へのリーチで購買にも好影響!味の素冷凍食品に学ぶ、Twitter広告での話題化

トレンドテイクオーバープラスで新CMの認知を獲得

MZ:では、実際にどのような施策を行ったのか教えてください。

谷:テレビCMの放映を4月16日にスタートしたのですが、Twitterはそのティザーと放映開始後のリーチ拡大に活用しました。

 まず、4月5日からテレビCMが新しくなることをTwitterで発信しました。さらに、4月11日にはトレンド欄に動画広告を掲載できるトレンドテイクオーバープラスを活用し、新クリエイティブの存在を多くの方に届けました。また、ビデオウェブサイトカードを使って、CMとは別バージョンのWeb動画を配信しました。これらの施策をテレビCMの放映前に行うことで、4月16日の認知と話題の最大化を狙いました。

 さらに、4月16日以降はテレビCMと同じ動画広告を20代から30代の主婦層に届きそうなキーワード、興味・関心のターゲティングでリーチし、広告との接触頻度を高めました。

トレンドテイクオーバープラス

MZ:Twitter Japanは今回の施策実施にあたり、どのような支援を行ったでしょうか。

石橋:実施前には他社様の事例やクリエイティブ制作のポイント、またTwitter上の会話の価値をご説明させていただきました。そして、施策実施にあたっては、リーチと発話が最も促しやすいトレンドテイクオーバープラスの提案をさせていただき、Twitterが提唱するティザー・ローンチ・サステインのフェーズでどのような施策を行うか設計のフォローをさせていただきました。

Twitter Japan株式会社 CPG業界担当 シニアクライアントパートナー 石橋 啓次氏
Twitter Japan株式会社
CPG業界担当 シニアクライアントパートナー
石橋 啓次氏

Twitter広告のROIが高いという結果に

MZ:今回の施策実施におけるKPIはどこに設定したのでしょうか。

斉川:会話量やSOV(Share of Voice)をKPIにすることで、さらなるリーチ拡大と、購入意向が高まることを期待しました。

Twitter Japan株式会社 CPG業界担当 クライアントアカウントマネージャー 斉川 喜洋氏
Twitter Japan株式会社
CPG業界担当 クライアントアカウントマネージャー
斉川 喜洋氏

谷:今回の取り組みにおいて、ポジティブな内容のツイートがどれだけTwitter利用者の方から発せられるかはとても重要でした。新しいクリエイティブには、ギョーザがとにかくおいしそうであること、そして家族の食卓に堂々と出せる商品であることを伝える狙いがありました。そのため、ハッシュタグは「 #今夜はギョーザがいいんじゃない 」にして、ギョーザをその日食べたくなったり、そのハッシュタグを起点に会話が生まれたりしたら良いなと考えていました。

 また、味の素冷凍食品のギョーザにはコアなファンの方が付いてくださっているので、その方たちの発話を促せると思っていましたし、今回のハッシュタグが実際に広がりを見せていました。

斉川:トレンド欄のトップにクリエイティブとハッシュタグを掲載したことで、発話を大きく促せたと考えています。また、ビデオウェブサイトカードではカンバセーショナルボタンを設置いただき、そのボタンを押してツイートしていただくと、限定の動画が見られる仕組みを用意しました。これも会話量の増加につながりました。

次のページ
オリジナルツイート数、SOVが上昇、出荷にも好影響が

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
Twitterプロモーションの最新動向を追う連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/11/30 11:00 https://markezine.jp/article/detail/37621

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング