ZETAは、『日本ネット経済新聞』(日本流通産業新聞社、2021年6月10日号)の「2021年版 ネット通販売上高ランキングTOP500」に掲載されている、TOP100にランクイン企業のECサイトのレビュー機能について調査した。
まず、星や点数など総合評価を表示している割合を調査した。結果、TOP100ランクイン企業の90%が実装しており、最も実装率が高かった。
次に、レビューを並べ替え・絞り込みする機能の実装の有無を調査した。アパレル・化粧品業界などのECでの実装率が高く、「星の数」「高評価・低評価」のみならず「投稿者情報(性別/年代/身長など)」をもとにレビューを選んで閲覧し参考にすることができるECサイトもみられた。
また絞り込み機能があるECでは、必ず並べ替え機能も実装されているという特徴がみられた。並べ替え・絞り込みの実装率は26%、並べ替えのみの実装率は29%、どちらもなしは55%であった。
投稿者情報の掲載率を調査した結果、49%であった。業界別にみると。化粧品業界では掲載率100%、アパレルでは87%という結果に。化粧品では年代・肌質・愛用歴などを、アパレルでは身長・年代・体型・普段のサイズを掲載しているケースが多くみられた。
【調査概要】
調査機関:ZETA
調査対象:『2021年版 ネット通販売上高ランキングTOP500』のTOP100ランクイン企業のECサイト
サンプル数:統合・サービス終了したサイトを除く98サイト
調査方法:2022年5月時点の各ECサイトを閲覧
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