SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

定期誌「MarkeZine」

第81号(2022年9月号)
特集「すごいBtoB企業がやっていること」

定期誌購読者なら
誌面がウェブでも読めます

特集:ターゲティングが嫌われる時代のシン・ターゲティング

新しい広告の届け方:「コミュニティ」を軸にしたアプローチで生まれる、強力なエンゲージメント

 次に紹介するのは、「コミュニティへ広告を届ける」という選択肢だ。インターネット上の様々なサービス上でコミュニティは形成されているが、活発で熱量の高いコミュニティを持つことから、昨今「Twitch」に注目が集まっている。Head of Twitch Advertising Sales(Japan)のジョン・アンダーソン氏に、コミュニティをフックにしたブランドコミュニケーションのメリット、ポイントを解説してもらった。

※本記事は、2022年8月25日刊行の定期誌『MarkeZine』80号に掲載したものです。

クリエイターと視聴者がコミュニケーションを求めて集う「Twitch」

 Twitch(ツイッチ)は、ゲーム、雑談、スポーツ、音楽など幅広いジャンルのコンテンツを提供するライブストリーミングサービスです。様々なジャンルのクリエイターが自身の個性を活かしたライブ配信を行っており、彼らを中心にたくさんのコミュニティが形成されています。特徴的なのは、現実世界のそれと同じような人の集い方、コミュニケーションがオンライン上でなされていること。現に、Twitchのユーザー数はコロナ禍以降急速に拡大しており、2021年にはAPACにおける視聴時間の合計が前年比で40%近く増加。常時250万人以上の人々が世界中から集まる、エンターテインメントの場となっています。ユーザーとクリエイターが各々に長期的なつながりを形成し、同じような考え、価値観を持つ仲間と楽しく交流しているのです。

 そして、我々はブランドコミュニケーションにおいてもコミュニティを第一に考え、Twitchにおける双方向のコミュニケーションを通じて、ブランドがコミュニティとつながる場を提供しています。ここでは、広告も価値となり得るTwitchならではのカルチャーをベースに、コミュニティを起点に実現する広告の形をご紹介したいと思います。

広告が付加価値として受け入れられるTwitchのカルチャー

 Twitchで配信を始めるのは簡単ですが、アフィリエイトを行ったり、パートナーとしてTwitchで収益をあげる機会を得たりするには、多くの努力、コミュニティへの献身、そして創造性が必要です。また、彼らを応援してくれる熱心な視聴者も必要な存在です。そして、広告にもクリエイターのTwitch上での活動を支える重要な役割があります。ユーザーもこうした仕組みを理解しており、だからこそTwitchのコミュニティには「クリエイターを応援するカルチャー」「広告をクリエイターの成功として受け入れ、祝う価値観」がその根底にあると言えます。

 Twitch Adsでは、コミュニティファーストのアプローチを通じて、ブランドとユーザーの間のギャップを埋め、ブランドがコミュニティの一員となれるような機会を提供しています。ここで重要なのは、コミュニティにブランドメッセージを語り掛けるだけでなく、その一員になろうとする姿勢です。視聴者と一緒にクリエイターを応援・支援することで、ブランドへの信頼性を高め、Twitch上での体験に融合する形でエンゲージメントを強化できるのです。

 たとえば、Twitchは一定の基準をクリアしたクリエイターをさらに支援するために「Twitchパートナープログラム」というものを設けています。「コミュニティ」を軸にTwitchでブランドメッセージを届けようと思ったとき、みなさんがこのパートナープログラムの中からブランドにマッチするクリエイター、コミュニティを見つけられるようお手伝いします。ゲームだけでなく、音楽やアート、ライフスタイルなど様々なジャンルのクリエイターが世界中から数万人参加しているので、業種業界は関係なく、自社に合う考え、価値観をもったコミュニティを見つけ、交流することができると思います。

 このように、Twitchのクリエイターとコラボレーションするもう1つのメリットは、自ら流行を作り出すクリエイターの力を借りることができる点にあります。彼らが行うライブ配信により、短期的な消費習慣から長期的なブランド認知にいたるまで、企業のマーケティングにプラスの影響を与えることは、珍しくありません。

 また、活発でありながら安全性を保ったコミュニティを形成するために、Twitchではヒューマンモニタリングなどのテクノロジーを活用したソリューションや、チャンネル管理ツール、コミュニティポリシーを組み合わせて導入しています。

この記事はプレミアム記事(有料)です。
個人向け購読はこちら
初月550円
法人向け購読はこちら

定期誌『MarkeZine』購読者の方はこちらから電子版(誌面)を閲覧できます。

次のページ
動画広告のアプローチでは「コンテキスト」を重要視

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
特集:ターゲティングが嫌われる時代のシン・ターゲティング連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/08/26 08:00 https://markezine.jp/article/detail/39738

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング