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ブランド意識形成の影響度、「視覚情報」が7割【POROROCA調査】

 ブランディングエージェンシーのPOROROCAは1月15日、ブランドに関心を抱くきっかけの影響度を測る「ブランド意識調査」を実施し、その結果を発表した

 調査の結果、最もブランド意識に高い影響度を示したのは「商品・サービスの内容や品質」で65.3%。2位が「商品・サービスの印象」で59.3%、3位が「商品・サービスのデザイン」で57.2%となった。

 「商品・サービスの内容や品質」には、パッケージやデザインなどの視覚情報が含まれていることから、多くの人が商品・サービスの視覚情報により関心を持つ傾向が見られた。「商品・サービスの印象」や「商品・サービスのデザイン」に関しては「どちらでもない」と回答したモニターの中にも、潜在的に視覚情報から影響を受けている可能性も考えられるため、それを含めると影響度としては70%前後に達すると推測される。

 そのため、商品・サービスの認知段階において、約3人に2人が印象などのブランドイメージやデザインからの影響を受けていることが示唆された。

 一方、「企業の社会的な取り組み姿勢」や、「商品・サービスのコンセプトやストーリー」がブランドの関心喚起に与える影響は限定的であることも判明。これは何かに関心を抱くプロセスにおいて、コンセプトなどを理解する「思考」をともなう情報処理よりも、「感情」や「直感」に依存する情報処理が優勢であることが推測される。

 今回の調査を通して、ブランドへの関心を高める要因として、視覚的要素に加えて他人の口コミや競合との比較、深く考える行為も有効である一方、初期段階で顧客の関心をつかむためには、商品・サービスのビジュアルやそのインパクトが特に重要であることが判明した。

【調査概要】
期間:2024年12月下旬
地域:東京都・京都府・大阪府在住
対象:20歳〜59歳の男女
職業:公務員・経営者・役員・会社員・自営業・自由業
回答者数:1,209人
方法:インターネット調査

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2025/01/23 08:00 https://markezine.jp/article/detail/48040

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