電通デジタルと電通は、データクリーンルームを用いた分析を、自然言語による対話で支援するAIエージェント「Tobiras Agent」を開発し、運用の開始を発表した。これは2022年発表の分析基盤「Tobiras」を発展させたもので、専門知識に依存せず分析を行える環境の構築を目指す。
近年、広告効果の検証などでデータクリーンルームの活用が広がる一方、分析にはデータベースを操作するプログラミング言語SQLなどの専門知識が必要であり、人材不足による業務の属人化や意思決定スピードの低下が課題となっていた。「Tobiras Agent」は、これらの課題解決を目的に開発された。
実際の運用では、分析の目的や条件を自然言語で入力することで、課題設定から分析クエリの生成、実行、結果の取得、内容の読み解きまでを一連のプロセスとしてシームレスに行える。これにより、従来は運用負荷により難しかった高度な分析にかかる期間を短縮し、広告主企業における意思決定の迅速化と施策の精度向上、マーケティングの変革やROIの最大化が期待できる。
「Tobiras Agent」は、様々なデータクリーンルームを一元的に運用できる設計となっており、第1弾としてAmazonの広告データ分析基盤「Amazon Marketing Cloud」に対応した。両社は社内から運用を開始し、順次社外での利用拡大を図る。
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