バラクーダネットワークスジャパンが、フェイスブックのアクティブアカウントの中からランダムで2884件を抽出・分析したところ、攻撃者やスパマーが作成した偽アカウントには、以下のような特徴があることがわかった。
偽アカウントの約60%はバイセクシャルだと名乗っており、その数はリアルユーザーの10倍にあたる。また、リアルユーザーより6倍多く「友達」を持っており、リアルユーザーの100倍以上写真タグを利用している。さらに、偽アカウントは、リアルユーザーの40%に対して、ほとんど(97%)が女性だと名乗っている。
「いいね!」やニュースフィード、アプリなどの機能が効を奏してフェイスブックが台頭してきたが、攻撃者はこれらの機能を逆手にとって攻撃をしかけている。同社は、何千もの偽アカウントを分析し、リアルユーザーと区別するための特徴やパターンを割り出し、偽のプロフィールから峻別するためのフィーチャー(特徴)ベースのヒューリスティックエンジンを提供している。
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