電通は、電通パブリックリレーションズ、電通マーケティングインサイトと共同で、高感度な消費者へのリサーチ、有識者・専門家へのヒアリング、ソーシャルメディア上でのクチコミ分析を組み合わせることにより、さまざまなカテゴリーにおける流行の兆しをレポーティングするサービス「電通トレンドソナー」を開発した。
このサービスでは、高感度な消費者パネルから流行の兆しの候補群を抽出し、それらを有識者と専門家のネットワークが選出・評価する。最後に、精査された兆しに関するソーシャルメディア上でのクチコミ動向をチェックする。
サービス開始当初のレポーティング対象カテゴリーは、「食」「ファッション」「健康」「主婦」「女子高生」「シニア」など。サービスの活用方法としては、商品開発や広告・メッセージ開発などを前提に、流行の兆しを抽出する(探索型)、顕在化している流行の兆しについての実態を把握する(検証型)などがある。
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