カレンが発表した「企業のソーシャルメディア活用動向調査2012」によると、公式アカウントを開設しているソーシャルメディアは「Facebookページ」(82.1%)と「Twitter」(62.4%)の2つが突出。今後アカウントを開設・運用したいソーシャルは「Google+」「Pinterest」「LINE」「YouTube」で、「LINE」のアカウント開設意向はtoCが多くなっている。ただし、最も多い回答は「わからない」となっており、次から次へと現れる話題のソーシャルサービスに様子見をするマーケターも多いようだ。
ソーシャルメディアマーケティングにおける成果指標としては「フォロワー数」「シェア数」「Web誘導」「成約」をあげる人が多く、施策面での課題としては「フォロワー数」「投稿への反応・シェア」「PDCAサイクル」「ユーザーの刈り取り」、運用面での課題は「ノウハウ属人化」「リソース不足」「ネタ切れ」が上位に入っている。
また、販促につながる取り組みは「商品購入・サービス申込ページへのリンク設置」がトップで、「体験イベント案内」「個人情報取得キャンペーン」「メルマガ登録案内」などが続き、toBでは資料請求を訴求する傾向がある。また、高価格帯では「購入・申込へのリンク」より「体験イベント案内」のほうが多い層も見られた。
【調査概要】
調査対象:マーケティング業務に携わっている方 ※ソーシャルメディア活用の有無は問わず
有効回答数:331名
調査方法 :アンケート調査
調査時期 :2012/07/27~2012/08/5
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