ソーシャルメディアマーケティングの勃興
ここ2~3年の広告業界のトレンドとして、「ソーシャルメディアマーケティング」が注目を集めてきました。成果報酬型のアフィリエイト広告や、検索型のリスティング広告ではなく、Facebook、Twitterなどソーシャルメディアを中心として、企業とユーザーが直接対話できる新しいマーケティング手法に注目が集まったということです。
Facebookにおいては、商品ブランドや企業のFacebookページでファンを増やして、ユーザーとのコミュニケーションを深め、 無料で(実際には運営の人件費コストなどがかかりますが)ユーザーとの接点を増やしていくことができる、と盛り上がりを見せました。Facebookページは、企業や商品ブランドの確立、サービスの広報窓口として優れた役割を果たすと、運用に取り組む企業が一気に増加しました。
そんな中、多くの企業のFacebookページ担当者が、「何を指標として運用すれば良いのかわからない」「特に費用対効果の可視化ができない」といった問題を抱えている現状があるのも事実です。
Facebookをダイレクトマーケティングに活用する
一方で、メディア(広告媒体)という観点からFacebookをみてみましょう。アクティブユーザー数やPV数を爆発的に伸ばしているFacebookは、日本においても有数の巨大メディアの1つに成長しています。つまり、本来であれば、Yahoo!などのポータルサイトと同じように広告媒体としての価値を十分に保持しているのです。しかしながら、先に述べた「ソーシャルメディアマーケティング」という言葉が一人歩きしてしまった結果、「巨大メディアであるFacebookを広告媒体として活用する」という価値がその陰に隠れてしまっていたように思います。
そこで今一度、Facebookを広告媒体と捉え、ダイレクトマーケティングとしての活用方法に注目してみましょう。Facebookは他のSNSと比較しても、実名や実年齢、居住地、勤務先など、多くの詳細なユーザー情報を持つメディアです。運用次第で、高く安定的な効果を得られる可能性を十分に秘めているのです。
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