リクルートホールディングスは5日、ドイツを拠点とするQuandoo(クアンドゥー)の発行済株式総数の92.91%を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は総額 271.1億円。Quandooは2012年の創業以来、欧州を中心に急速に成長している飲食店向けオンライン予約プラットフォームを運営しており、最高級レストランからローカルダイニングまで、13か国で6000店以上に導入されている。
欧州5か国(イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス)における飲食店のオンライン予約数は、電話予約などを含めた総予約数に対して約16%に留まっており、今後大きな成長が予測される。Quandooはすでにドイツ、イタリア、オーストリア、スイス、トルコ、ポーランドの6か国で予約可能店舗数がNo.1になるなど急成長を果たしている。
リクルートホールディングスは、100%出資のコーポレートベンチャーキャピタル「RGIP」を通じて2014年に同社株式の7.09%を取得しており、今回の取得とあわせてグループで100%保有することになる。
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