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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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海外カンファレンスの歩き方

米国を代表する企業の経営者から、データドリブン経営の実践を聞く!「Domopalooza」の歩き方

海外での不測の事態に備えて

 前回のSMXの歩き方でも体調管理について少し触れましたが、医者にかかるほどの病気や事故に遭った場合、どうすればいいんだろうと不安になることはいまだにあります。

 たとえば、現地のお医者さんに症状を説明するって意外と大変です。今はスマートフォンもあるので翻訳アプリを使うなどできますが、不測のトラブルに日本語で対応してもらえる安心感を考えると、個人的には海外旅行保険に加入するようにしています。

 あと一度、アメリカ出張の際、レンタカーで移動するのにも関わらず、うっかりメガネを持参するのを忘れてしまったことがありました! 急いで現地で視力チェックをするなど、大変な思いで新調しましたが、日本とはいろいろ勝手が違い、言葉が通じないこともあり、もう経験したくないと思った次第です。

 毎年海外に行くことが比較的多く、毎回何かしら忘れ物をしていることに気づいてからは、海外旅行チェックシートを作るようにしました。今はほとんど困ることはないですね。

会場の前にはDomoバスも!

企業と参加者の本気がぶつかり合う、希少な機会をモノにする

  単独企業によるこういったカンファレンスは、IT大手企業が開催するものではマイクロソフト、グーグル、オラクル、セールスフォースなどが有名です。

 このようなイベントは内容もさることながら、ビジネス面、マーケティング面で勉強になることが非常に多いです。というのも、有料イベントであることが多く、しっかりと投資回収のバランスを考えられています。当然、魅力的な内容でないと集客できませんし、その後のビジネス拡大につながらないと開催する意味がないわけです。でも、参加者にお金を払ってもらって自社製品についてより知ってもらい、深くエンゲージするってすごいことだな、と思うのです。

 海外から参加する立場からすると、渡航費、滞在費、参加費を考えると金銭的にも結構な投資ですし、一定期間不在にするので時間的にも投資をしているわけです。それだけの投資が見合うのかを見極めることも大事ですし、どうせ参加するなら、成果が得られるように全力で取り組むことが必要だと思います。

 もちろん、いろんな目的で参加する人がいると思いますが、私は企業の本気と参加者の本気がぶつかり合う、希少な機会の一つだと思ってイベントには参加していますし、そんなイベントを自社でも開催できることを密かに夢見ています。

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この記事の著者

杉原 剛(スギハラ ゴウ)

アタラ株式会社 代表取締役CEO
ノバセル株式会社 エグゼクティブディレクター

KDDI、インテルを経て、オーバーチュア(現Yahoo!検索広告)、Google日本法人で広告営業戦略を担当。2009年にマーケティングのコンサルティングサービスやツールを提供するアタラを創業。プラットフォーム広告、リテールメディアなどの最新情報を発信する、日本では数少ないプラットフォームビジネスアナリストでもある。「プラットフォームの思考回路」チャンネ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/12/14 07:00 https://markezine.jp/article/detail/27546

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