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MarkeZineニュース

盛り上がるコミュニティマーケティングの可能性とは?/定期誌『MarkeZine』第24号

 企業や商品のファンを増やし、コミュニティを通じてプロモーションを行うコミュニティマーケティングに注目が集まっています。昔からある手法とはいえ、今どんな価値が見直されているのでしょうか。

 定期誌『MarkeZine』第24号(2017年12月号)では「コミュニティマーケティングの今と可能性」を特集。コミュニティを形成するうえで大事なことやファンとの距離感などについて、ヤッホーブルーイング、良品計画、ソニーマーケティングの3社を取材しました。

 また、巻頭インタビューには不動産業界にあってデータドリブンで躍進するオープンハウスの田口慶ニ氏が登場。連載「私のキャリア」ではメルカリの唐澤俊輔氏にお話をうかがいました。

 定期誌『MarkeZine』第24号からの年間購読は1月24日(水)まで1ヵ月分無料延長で受付中。年末年始からマーケティングの最新情報をしっかり押さえていきたい方は、ぜひ購読をご検討ください。

定期誌『MarkeZine』第24号(2017年12月号)
定期誌『MarkeZine』第24号(2017年12月号)

巻頭:データドリブン経営で躍進するオープンハウスの次の一手

 不動産業界といえば伝統的な企業が多く、データを活用しきれていないイメージがあるかもしれません。一方で先進的なデータドリブン企業も存在、オープンハウスはそのうちの1社です。

 今回取材にうかがったのは同社の田口慶二氏。最高情報責任者としてデータドリブンなシステムやマーケティングの仕組み作りを一任された人物です。同社で決まりかけていたというSFAの外注を白紙にし、SFAだけでなくCRMなどのシステムのほぼすべてを内製することにしたそうです。

 1年半でビジネスの上流から下流まで一気通貫して見られる体制を整え、今後ますますの業務効率化を見込む田口氏。データが利益を作り出すという考え方を透徹した戦略について迫りました。

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特集:よなよなエールが熱狂的ファンを増やし続けるワケ

「インドの青鬼」や「よなよなエール」など個性的なビールで熱狂的なファンを擁するヤッホーブルーイング。2017年10月のファンイベントには約4,000人が来場、「ファンがファンを呼ぶ状態になっている」と同社の佐藤潤氏は話します。

 ファンを広げる活動として最初に挙げられたSNSは、TwitterやInstagramなどそれぞれ得意な人がメインで担当し、フォロワー数ではなくエンゲージメント率を指標化。Facebookのオンライン飲み会では150人ほどが参加することもあるとか。

 2020年には全国ドームツアーを目指している同社。ブランドを愛してもらうには、企画単体や短期間での成果を求めず、中長期で腰を据えて取り組むのが大事だとのこと。今回の取材では、ファン作りに向き合う社内の雰囲気も大切なのだと感じさせてくれました。

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特集:売り手ではなく生活者と自然の論理に則って

 良品計画が展開する無印良品は昔からファンの多いブランドです。しかし、同社の川名常海氏はファン作りをモノを売るためのマーケティングとして捉えるのではなく、無印良品の理念に共感し、応援したり参加したりしてくれる人を増やすこと自体を目指していると言います。

 SNSやアプリといった多様なチャネルの活用のほか、アプリ決済や無人レジなどのテクノロジーも、効率化よりはファンとのコミュニケーションを広げるため。よりよい顧客体験を起点に、すべてのサービスを開発していきたいとのこと。

 最近では店舗スタッフと来店客のコミュニケーション活性化に注力。ワークショップやイベントなどでの「会話」を通して、単なるお客さんがファンになってくれる――そんな考え方を徹底する同社の戦略に要注目です。

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特集:“コト”軸でLTVを高める ソニーが描くファン化の設計

 長らく続いた赤字の時代を抜け、2015年に黒字化を達成したソニー。2018年3月期の黒字は前期比1.7倍となる見通しです。この回復には、モノの提供から顧客体験を重視したコトの提供へと大きく舵を切ったことが背景にあります。

 ソニーマーケティングの浅山隆嗣氏は、気の済むまで商品を触れる全国5ヵ所のソニーストアが顧客体験の提供拠点となっていると話します。また、特にカメラのαについてはすでにセミナーやコミュニティサイトを通じたユーザーコミュニティができ上がっているそうです。

 同社ではリアルとデジタルを連携させ、多様な接触機会を用意することで「体験」してもらい、徐々にユーザーとの距離を縮めていこうとしています。その全体設計への強いこだわりが、浅山氏の言葉からうかがえました。

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『MarkeZine』第24号(2017年12月号)目次

Insight(巻頭インタビュー)

データドリブン経営で躍進する オープンハウスの次の一手
 オープンハウス 田口 慶二

Feature(特集) コミュニティマーケティングの今と可能性

よなよなエールが熱狂的ファンを増やし続けるワケ
 ヤッホーブルーイング 佐藤 潤

売り手ではなく生活者と自然の論理に則って
 良品計画 川名 常海

“コト”軸でLTVを高める ソニーが描くファン化の設計
 ソニーマーケティング 浅山 隆嗣

次世代マーケティング教室

多様化する女性の消費行動を紐解く
 トレンダーズ 黒川 涼子

業界最新動向

マクドナルドの総選挙が大きな話題に 電通やLINE関連ニュースが注目された2017年

私のキャリア

世界を獲る そのために皆が楽しく働ける最強の組織を創る
 メルカリ 唐澤 俊輔

Webマーケティング基礎講座

データから真実を見抜く着目点
 アイ・エム・ジェイ 川畑 隆幸

世界のスタートアップに学ぶ

“的外れなプッシュ通知”を人工知能でなくす、米国発「Neura」
 中井 千尋/岡 徳之

インテージ 生活者の「今」を知る

AI時代、データから未来のマーケティングを切り拓く
 インテージ 中島 慶久

データで読み解く

ニュースメディアの利用状況と広告接触の実態
 マクロミル 岩間 涼太

米国最新事情レポート『DI. MAD MAN Report』

「オン・オフの融合」の店舗トレンド、その真価を問う
 デジタルインテリジェンス 榮枝 洋文

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先進企業はこうして売っている 海外展開の成功事例
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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/12/25 13:00 https://markezine.jp/article/detail/27610

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