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2018年のYouTubeタイアップ動画本数、最多は「荒野行動」【BitStar調査】

 BitStarは、インフルエンサーマーケティングの分析ツール「Influencer Power Ranking(IPR)」で独自に集計したデータ「YouTubeランキング2018 by IPR」を発表した。

キッズ向けチャンネルが総再生数1位を獲得

 はじめに、「チャンネル総再生数ランキング」を調査。その結果、第1位は「キッズライン♡Kids Line」となった。同チャンネルは、「ねみちゃん」と「こうくん」の姉弟が遊ぶキッズ向けチャンネルで、累計再生数は13億回を超えている。現在はチャンネル登録者数が非公開となっているが、2018年10月にチャンネル登録者数が「HikakinTV」を超えたことで大きな話題を呼んだ。

 第2位に名を連ねたのは、「Fischer's-フィッシャーズ-」。中学時代の同級生によって結成された7人組のグループYouTuberで、活動はYouTube内に留まらず、音楽活動や映画出演など様々な領域で活躍の幅を広げている。第3位には、メンバー全員が愛知県出身の6人組グループ「東海オンエア」が並んだ。

2018年のチャンネル総再生数ランキング

動画別再生数ランキング、1位は米津玄師さんの「Lemon」

 次に、「動画再生数ランキング」を調査。第1位となったのは、2018年音楽ヒットチャートで上位を独占した米津玄師さんの「米津玄師 MV『Lemon』」だった。続く第2位には、「キッズライン♡Kids Line」の動画がランクイン。同動画の再生回数は1億2,000万回を超えており、キッズ向け動画の強さを象徴する結果となった。

 そして、第3位に並んだのは、「DA PUMP / U.S.A.」。「ダサかっこいい」とされるMVと楽曲、また「いいね!ダンス」が話題になった。YouTube上では「U.S.Aゲーム」が流行し、多くのYouTuberが動画を投稿した。

2018年の動画再生数ランキング

1年間で約150万人の登録者獲得も

 続いて、2018年内に開設され、日本国内のチャンネル登録者数1,000人以上を獲得しているYouTubeチャンネルを対象に、「新チャンネル登録者数ランキング」を調査。その結果、最も登録者数が多かったのは「【レペゼン地球】公式」だった。

 同チャンネルの前身となるメインチャンネルは、2018年7月時点で登録者数100万人を超えていたものの、YouTubeのガイドライン違反の対象となり削除された。その後、新たなアカウントを開設し、再びチャンネル登録者数100万人を突破。2018年は、幕張メッセでの単独ライブ開催など、活動規模を大きく拡大した。

 第2位には、「はじめしゃちょーの畑」がランクイン。人気YouTuber「はじめしゃちょー」が始めた新たなチャンネルで、はじめしゃちょーと愉快な仲間達が日常を発信していく「ビデオブログ」のような内容となっている。

 次点となる第3位には、「ほんだのばいく」が並んだ。モデルで女優の本田翼さんがゲーム実況配信チャンネルとして開設したチャンネルで、チャンネル開設時からTwitterを中心に大きな話題となった。2018年12月には、人気実況者グループ「兄者弟者」とのコラボ配信を行った。

2018年の新チャンネル登録者数ランキング

チャンネル成長率、1位は驚異の約1万5,000%

 さらに、「チャンネル成長率ランキング」を調査。すると、第1位は「オサミンティヌス3世」となった。同チャンネルは、ゲーム実況動画や「歌ってみた」動画をメインに投稿を行っており、チャンネル成長率は1万5,563%だった。

 第2位には、「ikkou k10」がランクイン。同チャンネルは、「こなつちゃん」という女の子が登場するキッズチャンネルで、2018年5月頃から人気が急上昇している。

 そして、第3位に並んだのは「だいにぐるーぷ」だった。6人組のグループYouTuberで、2018年7月に公開した「心霊スポットで1週間生活してみた。【1日目】」で話題となった。動画の投稿頻度は少ないものの、高い企画力と編集力で多くのファンを獲得している。

2018年のチャンネル成長率ランキング

タイアップ動画本数、最多は「荒野行動」

 最後に、日本国内のチャンネル登録者数1,000人以上のYouTubeチャンネルが行ったとされるYouTubeタイアップ動画もとに「2018年のタイアップ動画ランキング」を作成。その結果、最もYouTube上で再生されたタイアップ商品は、バトルロワイヤルゲーム「荒野行動」だった。

 「荒野行動」は、ゲーム実況チャンネルの「Mahito Games」を中心に人気YouTuberが定期的にタイアップ動画を配信しており、累計再生数は1億回を超えていることがわかった。なお、単体の動画として最も再生数が多かった動画は、様々な視覚効果が駆使された「れーと先生RATE VFX」の「【実写】荒野行動を本気で再現してみた!【RATE先生】Knives Out」で、750万回以上の再生数となった。

 第2位には、イオンファンタジーの「モーリーファンタジー」がランクイン。キッズ層から人気を集めている「プリンセス姫スイートTV Princess Hime Suite TV」や、若年層のファンが多い「おるたなChannel」「きょんくま」など様々なYouTuberとのタイアップを行っている。

 また、第3位にはソフトバンクの「ウルトラギガモンスター」が続いた。「Fischer's-フィッシャーズ-」「東海オンエア」「はじめしゃちょー」といった人気YouTuberを多くキャスティングしており、若年層に対する大規模なプロモーションを実施した。

2018年のタイアップ動画ランキング

【調査概要】
調査対象:日本国内のチャンネル登録者数1,000人以上のYouTubeチャンネル
対象期間:2018年1月1日~12月31日に投稿された動画
※細かな数字は切り捨てて表示

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MarkeZine(マーケジン)
2019/01/30 16:58 https://markezine.jp/article/detail/30248

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