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マーケターの本棚

菅原健一さんの2冊

 マーケティング業界で活躍するキーパーソンたちの知識量、またそこから生み出される斬新なアイデアにはいつも驚かされます。彼ら・彼女たちは、日々どのように情報収集を行っているのでしょうか? 普段あまり明かされることがない「マーケターの本棚」を覗いてみましょう。

※本記事は、2019年12月25日刊行の定期誌『MarkeZine』48号に掲載したものです。

株式会社Moonshot 代表取締役CEO 菅原健一氏
企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売上を数百億規模へ成長。スマートニュースを経て現職。20代のマーケター600人が参加する#20代マーケピザ主催。

Q1.最近、いちばん感銘を受けた書籍とその理由は?

 僕たちマーケターや経営者の仕事は、知識労働者の仕事です。課題を発見すること、課題を解決すること、毎日のタスクをより簡単に終わらせて新たな価値を生み出す時間を捻出すること。これらすべてが、知識労働者として求められる仕事です。大切なのは、今日1日の労力を提供して得られた結果・対価が、一年後の今日同じ労力を提供した場合に得られた結果・対価と同じではいけないということ。それでは僕たちが得られる収入が増えないからです。日本の人口はこの10年で7%減少すると言われています。つまり、僕らの努力は10年で7%(おそらくそれ以上に)報われなくなることが決まっているのです。そのため、知識労働者の僕たちにはクリエイティブな問題解決が必須となりますが、クリエイティブ力を維持し、強化していくための方法はあまり語られていません。

『クリエイティブと日課 KEEP GOING 浮き沈みから身を守り 進みつづけるために』オースティン クレオン 著/千葉敏生 訳 実務教育出版 1,360円+税
『クリエイティブと日課 KEEP GOING 浮き沈みから身を守り 進みつづけるために』
オースティン クレオン 著/千葉敏生 訳 実務教育出版 1,360円+税

 本書は偶然手にしたものですが、僕に大きな力をくれました。「燃え尽きた人も、駆け出しの人も、やり直そうとしている人も、大成功した人も、抱えている疑問は同じだ。前に進み続けるにはどうしたらいい?」という問いかけから始まる本書は、クリエイティブ力が必要なすべての人に、前に進み続ける力を与えてくれるでしょう。僕の会社名Moonshotには、「イノベーションを起こす、壮大な新しい挑戦」という意味があります。果てしなく難しい問題を解くことを諦めず、クリエイティブに前に進み10倍の成長を目指す僕や皆さんにとって、とても役立つ本だと思います。

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Q2.「マーケターならこれを読むべし!」という書籍とその理由は?

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この記事の著者

菅原 健一(スガワラ ケンイチ)

株式会社Moonshot 代表取締役 CEO企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売り上げを数百億規...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/12/25 16:38 https://markezine.jp/article/detail/32654

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