Green romp(グリーンランプ)は、国内WebメディアのFacebookページのいいね!数、およびTwitter、Instagramアカウントのフォロワー数の合算値を集計してまとめた「Webメディア ソーシャル力調査2019」の結果を発表した。
メディア総合ランキングでは「C Channel」が2年連続の首位に輝く
集計の結果、最もフォロワー数を獲得しており、ソーシャルメディアでの発信力が強いと考えられるメディアは、昨年同様「C Channel」に。トップ5の媒体はすべて動画関連のメディアとなった。
なお、1位~10位は以下の通りだ(1K=1,000フォロワー)。
1位 C Channel(13,428Kフォロワー)
2位 Tasty Japan(13,150Kフォロワー)
3位 Tastemade Japan(4,725Kフォロワー)
4位 Kurashiru(3,990Kフォロワー)
5位 DELISH KITCHEN(3,917Kフォロワー)
6位 パーゴルフ(3,756Kフォロワー)
7位 日本経済新聞(3,429Kフォロワー)
8位 FASHION PRESS(3,401Kフォロワー)
9位 NYLON JAPAN(3,360Kフォロワー)
10位 VICE(3,204Kフォロワー)
カテゴリ別では「FASHION PRESS」が「女性向け」のトップに
今回調査では各メディアを「ニュース/新聞社」「趣味・専門」「女性向け」「動画」の4カテゴリに分類。集計対象のメディアの中から、上位サイトをサマリーとしてインフォグラフィックにまとめている。
「女性向け」「動画」カテゴリでは、InstagramをSNSの中心として扱っているメディアが特に多かった。
全体でのフォロワー増加数は成長が鈍化の傾向
調査対象となった全460メディアのFacebook、Twitterでの平均フォロワー増加数は+23,000で、昨年の平均(+35,000)と比較すると成長に鈍化が見られた。
「動画」カテゴリでの増加数は平均+39,000となっており、全体平均よりは高い数値だが、昨年(+140,000)と比較すると、勢いは少し収まったようにも見受けられる。25%を超えるメディアでフォロワー数が減少しており、昨年以上にフォロワーの維持が難しい環境となっている。
Instagramはフォロワーが増加、動画メディアが上位に
Instagramでのフォロワー数は伸び、総合順位では「動画」カテゴリのメディアが上位を独占する結果となった。全フォロワー数(約1.5億)の内、Instagramのフォロワーが占める割合は23%ほどで、今後もその割合は伸びていくと考えられる。
SNSごとに好みの異なるユーザーが存在
Facebookのフォロワー上位傾向は「動画」「スポーツ」「ペット」、Twitterのフォロワー上位傾向は「ファッション」「ニュース」「エンタメ」、Instagramフォロワーの傾向は「動画」「ファッション」「女性誌系」となっており、SNSごとにユーザーの好みが分かれた。
【調査概要】
調査主体:Green romp
調査対象:同社が任意にピックアップした国内460メディア
集計期間:2019年11月1日~12月27日
調査方法:国内WebメディアのFacebookページのいいね!数、およびTwitter、Instagramアカウントのフォロワー数の合算値を集計
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