SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第105号(2024年9月号)
特集「Update:BtoBマーケティングの進化を追う」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2022 Autumn(AD)

一度解散したチームの成果を6倍に!リンクアンドモチベーションがコロナ禍から逆転した3つの理由とは

短期間で「以前の6倍の成果」を残すことに成功した3つの理由<

 「ferret Oneを導入して一番上がり幅が大きかったのはSEOの施策です。誰でも簡単に操作できるため、3サイトで毎月20本の記事をアップでき、数年前までは2万件弱くらいだった自然検索流入数が今では7万件になりました。モチベーションクラウドもスタート時は3000件でしたが、今は15万件になっています。」(宇野氏)

 サイト内で多くのコンテンツが誕生し、自然検索からの流入数は6倍になった。その理由は三つ挙げられる。

 一つ目は、内製化によるサイト更新のスピードアップだ。

 以前は微妙なニュアンスや言葉使いの改修といった細かい要件の一つひとつをパートナー企業と擦り合わせながら対応するために多くの時間を要していた。ハイクオリティなものが納品されやすいが、速度を最優先にしたいことも多かった。しかし、ferret Oneを導入してから自社内での変更が可能となり、打ち合わせの中でもできるようになった。

改修の速度が向上し、大量の施策テストを実行

 二つ目の理由として、ABテストの実施が容易になったことが挙げられる。年間200の規模でテストや改修作業を回していたが、小さな文言の変更を毎回パートナー企業に依頼するのでは時間もかかる。それがferret Oneによって自社内で対応できるようになったことは大きい。

 施策上で300ページのURLを一気に差し替えるといった作業も、ferret Oneなら操作が簡単で、リーダー以外の複数メンバーでも対応できることが大きく影響した。1人8時間かかる作業が4人一緒にかかれば2時間で終わる。組織面でも、苦楽をともにする中で結束を強化する機会にもなった。

 マーケ予算が縮小した中で成果を上げるには、地道なテストをやっていくしかない。結果、良い施策と悪い施策に振り分けられ、効率化ができた。

次のページ
出戻りコストを削減、工数が見える化

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZine Day 2022 Autumn連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

西原 小晴(ニシハラ コハル)

 京都府立大学農学部出身。前職は大手印刷会社にて化学物質管理のシステム開発&管理者。退職後、化学・建設・環境法規制などの知識を活かして大手企業のライティングを行う。現在はリードナーチャリング、セールスライティングをメインとするマーケターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/11/17 11:00 https://markezine.jp/article/detail/40198

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング