MAUが大幅増加!チケット販売数にも好影響
――リニューアルによって得られた成果を教えてください。
山下:リニューアル後のアンケートでも、アプリの操作性や動作のスピードが改善したなど、ユーザーの満足度も向上しています。その結果、ユーザーのアクティブ率も大きく上がりました。MAUはリニューアル前の1.5倍近くに増加しており、インストール後も使っていただけるアプリに成長したと感じています。
さらにアプリ起動のきっかけが増えたことで、試合に関する情報をはじめ、様々なホークスに関する情報をお客様に届けることができますし、プッシュ通知を見ていただける可能性も高まっています。
川島:目標としているアクティブ率が達成できているのはもちろん、チケット販売にも貢献できており、アプリ経由のCV数は約3倍まで伸びています。
井手:パフォーマンスに関してもシーズンを通して機能を安定して提供できました。テレビ中継と連動した機能があるため、中継の放送時間にはものすごくトラフィック量が増えるのですが、それでもトラブルは起きませんでした。アプリが落ちるといった事象があると、SNS上などで悪評が広がってしまうので、守りの部分でも貢献できたと思います。
山下:今回のリニューアル以降、他部署からの相談も増えており、様々なところでアプリが活用できると社内の期待度も高まっています。
ファン同士のつながりを強固にするアプリに
――最後に今後の展望を聞かせてください。
山下:今回のリニューアルではホークスからファンの皆様に役立つ、楽しんでいただける情報とサービスの提供を行ってきました。今後は、ためタカ!がファン同士のつながりを生むきっかけになりたいと考えています。アプリから観戦に行く友だちを誘ったり、集めたバッジを見せ合ったりするなど、ファン同士のコミュニケーションが活性化する機能提供を目指します。
川島:この1年は、ためタカ!への各部門からの期待と同時に、デジタル×コンテンツの可能性を感じる1年でした。ホークスの持つコンテンツの魅力を最大限活かし、球団とファンの距離をより縮められる取り組みを引き続き一緒に作っていきたいなと思います。
井手:今後も柔軟性を持って機能開発に取り組みたいと思っています。ためタカ!の場合、他部署の方から要望をいただいたり、ファンの方が想定と異なる使い方をしたりするケースが多くあります。シーズン中に生まれる様々なやりたいことを実現できるよう、今後は更に各機能の汎用性の高さを意識して開発に取り組んでいきたいです。
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