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AI検索時代のマーケティングは総力戦? SEOのプロが語る今後3年間で必要な戦略と対策

今後3年以内に「検索」以外の対策を

 今後3年以内に対策しておきたい事項は3つある。1つ目は「第一想起ブランドの確立と維持」だ。これは以前からも重要な施策だが、AI時代でも変わらない。キーワード検索をするまでもなく、なんとなく知っていたから・最初に浮かんだからという理由で問い合わせにつながるケースは多い。いかに第一想起ブランドのポジションを確立するかが、今後より重要となる。

 2つ目は「代名詞的なチャネルの確立」だ。現在、YouTubeをはじめとした動画コンテンツやSNSアカウントは、マーケティングにおいて非常に大きな影響を持ち始めている。自社ブランドの代名詞となるチャネルを確立していくことも、非常に重要な施策の1つになってくる。現在そのようなチャネルを持っていない場合は、顧客との接点として重要な起点となるチャネルを確立する必要がある。

 3つ目は「AIに選ばれるサイト、ブランドの確立」だ。従来は人間による購買行動が前提となっていたが、AIに置き換わる可能性が高い。そうなると、AIに自社のサイトを選んでもらう、AIを経由していかに消費者に商品・サービス・ブランドを見せていくかが重要になってくる。

AI時代のマーケティングは総合戦

 講演の最後に平氏は「AI検索の登場によって、デジタルマーケティングは総合戦の様相を呈してきました」と語り、SEO偏重からの脱却の重要性を解く。SEO対策だけをしていれば成果が出ていた企業も、顧客接点の多様化や第一想起を狙っていかなければ変化に対応できないのだ。

 「AI検索はマーケティングの戦略・戦術の実行に今後大きく影響してくるでしょう。変化に対応するためにはテクニック論だけではなく、顧客との接点を持ちながらAI技術に最適化していくトータルでの設計が非常に重要になってくると思います」(平氏)

 平氏が共同創業したCINCは、SEOだけでなくSNS、広告運用に関するコンサルティング、コンテンツマーケティングなどにおいて数多くの実績を持つ。

CINCが提供するマーケティング支援
CINCが提供するマーケティング支援

 AI SEOも含めたマーケティングサポートが必要な場合は、利用を検討してもいいかもしれない。

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この記事の著者

塚本 建未(ツカモト タケミ)

ライター・編集者・イラストレーター。早稲田大学第二文学部を卒業後、社会人を経て再び早稲田大学スポーツ科学部へ進学。2度目の学部卒業後は2つの学部と高校デザイン科で学んだ分野を活かすためフィットネス指導者向け専門誌「月刊Fitness Journal」編集部に所属してキャリアを積み、2011年9月から同雑誌の後継誌「月刊JAPAN FITNESS」編集部の中心的な人物として特集・連載など数多くの誌面を担当した。現在はWebメディアに主な...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社CINC

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/04/11 10:30 https://markezine.jp/article/detail/48708

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