クラシルは、メーカー・卸・小売企業向けAIエージェント「Kurashiru AI OS」の機能として、販促費の自動仕訳とROIの最適化を実現する「販促管理Agent」の提供を開始した。
食品や日用品を中心に日本の販促費市場規模は2020年時点の推計で年間15兆円とされる。一方で、取引先ごとに異なる販売条件やリベート条件、非統一な請求フォーマットにより見積もりから請求までの業務が属人化し、手作業や概算での管理が続いてきた。
同サービスは、紙やPDFなどの非構造化データをAI-OCRで構造化し、見積もりと請求内容を突き合わせて販促費を自動仕訳する。さらに実売データや「クラシル」のレシート購買データなどを取り込み、増分売上を切り出すことで名目ごとのROIを自動算出する。
商品や小売チェーンといった単位で販促費の内訳やROIを比較でき、全体の配分見直しに活用可能である。今後は「販促管理Agent」を起点に、商品マスターの自動管理や広告費と販促費を横断した分析などへ機能を順次拡張していく方針である。
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