電通デジタルは、9月15日より、AIエージェントが商品情報と購入条件を正しく理解し、商品を適切に比較・推薦する「エージェンティックコマース最適化(Agentic Commerce Optimization:ACO)」支援サービスの提供を開始した。
近年、AIが情報収集から意思決定、購買までを支援するエージェンティックコマースへの注目が高まっている。GEOやLLMOがAI上で適切に発見・言及・参照されることを目指すのに対し、エージェンティックコマースでは、ユーザーの要望に沿った適切な比較・推薦や購買判断を行える状態が求められる。しかし、多くの企業では商品情報や購入条件が複数システムに分散し、情報の不足や矛盾によりAIが正しく判断できない点が課題となっている。
今回提供されるサービスでは、こうした課題に対し次の4つのステップで支援を行う。
1. AI応答検証:実購買シーンを想定した検証プロンプトを設計。AIの回答精度や優先対応課題を可視化する。
2. コマースデータの整理・構造化:分散する情報やポリシーを棚卸しし、基準となる正本(一元的なマスターデータ)の定義や構造化を実施する。
3. 改善効果検証と運用定着:データ整備後の再検証とともに、品質を維持するための継続運用ルールを策定し組織定着を図る。
4. 購買導線の実現性検証:AIの推薦から商品詳細やカート画面へ遷移できるかをPoC(概念実証)で検証し、技術要件を明確化する。
なお、整備したデータ基盤や検証プロセスは外部AIプラットフォームとの連携だけでなく、自社ECサイト内のAIエージェントや接客チャットボットの最適化にも活用できる。
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