サイバーエージェントは9月15日、サイバーエージェント次世代生活研究所が実施した「世代別の生成AI利用実態調査」の結果を公開した。
生成AIの日常利用率は高校生が83.3%で最多。学齢とともに上昇し、社会人で緩やかに低下する
生成AIを日常的に利用している人の割合を世代・学齢別に見たところ、高校生が最も高くなった。α世代では小学生29.0%、中学生47.6%と学齢が上がるにつれて利用率は上昇し、高校生で83.3%とピークを迎える。Z世代の大学生も82.4%と、ほぼ同じ高い水準を維持している。
一方、Z世代の社会人では56.7%、ゆとり世代では54.6%と、高校生から30ポイント近く低い水準にとどまった。
日常で使用する生成AIサービス、高校生から「使い分け」が広がる
日常的に利用している生成AIサービスを世代・学齢別に集計したところ、すべての区分でChatGPTが1位、Google Geminiが2位となった。3位以下は区分によって顔ぶれが入れ替わるものの、いずれも1桁台から10%台にとどまっており、二強の構図は世代・学齢を問わず共通している。
一方、水準は学齢によって異なる。ChatGPTは小学生20.0%・中学生39.0%に対し、高校生では68.8%。Geminiも12.3%・17.1%から40.3%へと高まる。日常利用率そのものが高校生でピークを迎えることと重なっており、どのサービスを使うかではなく、使う人がどれだけ増えるかで学齢差が生じていることがわかる。
あわせて、日常的に使う生成AIが3種類以上ある人の割合は、小学生3.1%・中学生4.0%に対し、高校生は15.5%と約4倍だった。Z世代の大学生では19.9%とさらに高まっており、高校生を境に「使い分け」の幅も広がっていく様子がうかがえる。
高校生を境に生成AIを「疑って確かめながら使う」意識が立ち上がる
生成AIの回答をそのまま受け取るのではなく、確かめながら使う意識・行動について尋ねた。「AIの回答には、嘘や間違った情報(ハルシネーション)が混ざることがあると常に意識している」と答えた人は、中学生56.1%に対し高校生では71.1%と15.0ポイント上回った。
同様の傾向は他の項目でも共通しており、「AIがおすすめした商品をSNSのリアルな口コミで確かめる」は41.5%から62.2%へ、「AIが提示したスペックや価格を企業の公式サイトやECモールで確認する」は38.6%から59.8%へと、いずれも高校生で上昇している。
【調査概要】
「世代別の生成AI利用実態調査」
調査手法:インターネットリサーチ
対象地域:全国
対象者:小学生~ゆとり世代(15歳未満は保護者の代理・同席回答を含む)
有効回答数:スクリーニング調査 10,000サンプル、本調査 1,648サンプル
調査期間:2026年7月13~31日
調査機関:サイバーエージェント次世代生活研究所
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