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販促からCRMまでをLINE@で完結!顧客管理ツール「セールスマネージャーLiny」が支持される理由

広告費のカットや成約率向上に寄与

 では、Linyはビジネスの現場で実際にどう活用されているのか? 500社以上のLinyの導入事例では、様々な業種業態にあった具体的なLinyの使いどころや効果が見られるという。

Linyの管理画面:クリックで拡大
Linyの管理画面:クリックで拡大

 「人材業界では、新卒採用向けのイベントに導入した事例があります。学生とのやりとりをメールからLINEに切り替えたものの効率が悪く困っていた運営側が、Linyで導入してユーザーとのやりとりを効率化し、最終的には採用コストの削減につなげています。

 また、EC企業が導入して、売り上げを保ちながら広告費を従来の半額に抑えた事例もあります。メールだとユーザーに開封されないケースがある中で、LINEでセグメント配信して、確度の高いユーザーに合わせたコンテンツを提供することにより、メールより高いコンバージョン率を実現しました」(近藤氏)

 メールと違ってLINEは、特定の誰かとやりとりをしているという感覚を持ちやすい。ユーザーの利用動向を踏まえた、One to Oneを心がけた配信が可能になれば、必然的に効果が上がるといえるだろう。

 「不動産の事例では、ユーザーの条件に合わせた情報が送りやすいと好評で、成約率も向上しています。LINEを通じて適切な情報が提供されていて、的を射た対応ができているからこそ、高い効果を生んでいます」(近藤氏)

 また、Linyの導入は、即日で運用開始できるところも魅力の一つだ。LINE@を通じて、成果のスピード感を求めたい企業にとっては大きなメリットだろう。

時代に即して最適なものを

 最後に、Linyによって拡張できるLINE@と他のLINEサービスとの棲み分けも押さえたい。伊藤氏は、「事業規模やビジネスの方向性に沿った共存が可能」と説明する。

 「LINE@は個人管理のほか、複数名によるチームで同一アカウントを運用できるメリットがあります。LINE WORKSは、最近グループチャットも可能になるなど、顧客とチャットでやりとりすることに特化したサービスといえます。直接営業がセールスしていくものには向いています。

 LINEビジネスコネクトは、LINEのAPIを活用し導入企業に合ったプラットフォームを独自開発するものです。開発期間・費用に余裕があれば適していると思います。当社のLinyは、あらかじめLINEに関するマーケティングにおいて必要なものを自社開発しているので、これまでLINE ビジネスコネクトを導入しなければできなかったような機能も安価に導入できます」(伊藤氏)

 企業と消費者のコミュニケーションの関係性が変わってきている昨今、LINE@の存在感はさらに増す現実がある。「会社としてはLINEに限らず時流に応じて、お客様が最適なマーケティングのアプローチを追求したい」としており、ソーシャルデータバンクの展望からも目が離せない。

 「実装スピードの速さが私たちの強みの一つです。開発と営業、販売部隊が同社内で行っているので、今後も営業先のクライアントから出てきたニーズや悩みを即座に実装するような柔軟性を発揮したい。

 直近に関しては、他のマーケティングオートメーションやデータベースなどとも連携予定ですので、既に導入済みの仕組み、ツールと共存できるものになると思います」(近藤氏)

 事業の発展には「LINEのマーケティング活用」が急務だ。Linyを突破口に、LINE@の成功事例がさらに増えることを期待したい。

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この記事の著者

遠藤 義浩(エンドウ ヨシヒロ)

 フリーランスの編集者/ライター。奈良県生まれ、東京都在住。雑誌『Web Designing』(マイナビ出版)の常駐編集者などを経てフリーに。Web、デジタルマーケティング分野の媒体での編集/執筆、オウンドメディアのコンテンツ制作などに携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/05/09 11:00 https://markezine.jp/article/detail/28304

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