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“BOTANIST”を展開するI-neが実践!D2C事業者が押さえておくべきAmazon広告の活用法

Amazon広告の運用で成果を上げるためにやるべきこと

MZ:ここからは、Amazon広告で効果を出すためのポイントをお伺いしたいと思います。D2C事業者がAmazon広告で売上を伸ばすために押さえておくべき点は何でしょうか?

徳永:一口にAmazon広告といっても、いろいろな種類、使い方があります。ポイントとしてはファネルに沿った設計を組むことが重要です。売上に直結しやすい広告メニューや認知拡大しやすい広告メニューがラインアップとしてあります。たとえば、ローンチして間もない商品であれば、商品認知をあげる為に認知拡大メニューをご検討された方がよいです。Amazon出店している企業様の最終目的は「売上最大化」が多いと思いますので、認知を拡大した先に売上がどう連動したかをモニタリング出来る設計が重要になってきます。

金子:クライアント様との連携頻度を高める体制作りと、そして中長期的な視点でブランドのゴールを捉えることも大切ですね。I-neさんのケースでは、それこそセールのタイミングは、日々数時間単位で進捗を共有し、広告効果や在庫の状況を管理する密な情報交換体制を築きながら運用しています。なお、2019年から従来とは異なるコミュニケーションツールも導入し、リアルタイムに情報共有しているので、先ほども話に出た迅速なPDCAを実現していると思います。

 中長期的な視点というのは、短絡的に目の前のROASに合わせるだけでなく、クライアント様の事業全体の中長期的な目的を把握し、施策を選択していきます。単発成果に終わらせるだけでなく、I-neさんの戦略に基づいて月ごとに、CCIが担う施策進捗の管理、振り返りを行い、フィードバックをいただいて、改めて課題の共有と施策提示をするコミュニケーションを取り組み開始時から継続しています。

MZ:元々I-neは自社内でデジタル広告やデジタルマーケティングを長年推進しており、知見やノウハウが蓄積されています。今回Amazon広告に当たり、CCIやBarrizへの協力を依頼した理由は何でしょうか。

小松:Amazonに来るユーザーは、そもそも購入意欲の高い方々であると考えます。そのためもちろん費用対効果が高いのですが、それをより効率的に実行するには、プロフェッショナルが必要だと考えました。先ほどのファネルの話もそうですが、CCIさんやBarrizさんがターゲットに確実に当てにいけるノウハウをお持ちだからこそ、高い成果が出せていると感じています。

D2C事業者支援サービス「Zenmai」を提供開始

MZ:今後、EC広告全般に関してに期待することを教えてください。

小松:効果測定の仕組みが、今以上に充実することを期待しています。今は社内にある実売データと照らし合わせて効果を深掘りしているのですが、自社サイトから販売チャネル別の効果測定が充実すると、非常に効率的に運用を進められ、すべての事業者がみんなハッピーになると思います。

 あとはライブコマースへの対応ですね。インフルエンサーの方経由で販売につながる場合、やはりそのインフルエンサーにもアフィリエイトできちんと対価をお支払いする仕組みを備えつつ、同時に私たちも、広告出稿でライブコマースとの相乗効果を図ることができれば、非常にありがたいと思います。

MZ:ライブコマースは中国や米国で伸びており、今後日本でも期待されていますね。ところで、BarrizさんはAmazonの成果を最大化するために、「Zenmai(ゼンマイ)」というソリューションをリリースされたそうですが、このZenmaiについても教えていただけますか?

徳永:これまで話に出ていたように、Amazonでできることは多岐にわたってあります。そして今後も確実にEC市場は伸びていくことが予想されていますので、これからD2C事業を始める方は、切っても切れない重要な基盤になると思うんです。そうしたD2C企業様に対して、Amazon出店~広告を起点とした集客施策までをトータルでサポートするのがZenmaiです。

 Zenmaiの提供サービス内には、国内で初導入したAmazon広告最適化サポートツール「Downstream」もご用意しております。テレビ番組に取り上げられることが予め把握出来ていれば、そのタイミングに合わせて入札強化が可能なDayparting(時間帯・曜日別入札調整)機能や定点観測しておきたいキーワードを事前設定しておくことで検索結果(1ページ目)におけるBrand占有率(byline単位)を確認できるShelf Intelligence機能も提供可能です。

 そこが私たちBarrizの強みなので、今実際にAmazon広告を運用していてなかなか成果が出ない方、さらにグロースを目指している方、そして新規にD2Cを始める方、それぞれのフェーズに沿った課題解決に貢献できると思います。

MZ:D2C事業者にとって非常に心強いソリューションだと思います。本日はありがとうございました。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2021/05/10 10:00 https://markezine.jp/article/detail/36015

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