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『MarkeZine』(雑誌)

第109号(2025年1月号)
特集「2024→2025 キーパーソンによる予測と展望」

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【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

BtoBマーケで加速する「つながり」の重要性 「LinkedIn」でソートリーダーシップをどう築くか

 全世界10億人以上の登録ユーザー数を誇る米国発のビジネスSNS「LinkedIn」。BtoBにおいても、BtoCと同様に信頼ができるコンテンツとインフルエンサー主導の戦略が主流となりつつある今、「つながり」は重要な鍵を握っている。特にグローバル展開を行う企業にとって無視できない、LinkedInの最新アップデートと2025年に向けた動きに迫る。

※本記事は、2025年1月刊行の『MarkeZine』(雑誌)109号に掲載したものです

【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

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変革をリードするMetaのAI ユーザー体験の進化、実用化する広告活用の現在地
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─ BtoBマーケで加速する「つながり」の重要性 「LinkedIn」でソートリーダーシップをどう築くか(本記事)

経営層に求められる「ブランドストーリー」の発信

──対ユーザーにおいて、2024年に取り組んだこと、目玉のアップデート内容について教えてください。

 2024年も引き続き、海外のビジネス層におけるコーポレートレピュテーションの構築というテーマでご相談を受けることが多かったです。この中で特にご相談が多かったテーマとして、「ブランドと人(人材)」「ブランドの事業貢献」がありました。

 そのため2024年は「経営層がこのブランド構築にどう貢献するのか?」というテーマに取り組んでまいりました。経営層がブランドの顔、ブランドの声の担い手として企業ブランドにどう伴走していくのか? 経営のトップとしてブランドストーリーをどう伝えていくのか? 日本企業に限らず、LinkedInでは特に話題に上がるテーマになってきています。また、「営業部門と広報部門の効果的な連携をどう実現するか?」はグローバル企業が総じて考えているテーマで、LinkedInが2024年に取り組んだことであり、LinkedInだからこそ支援できる価値として理解されていると考えています。

リンクトイン・ジャパン株式会社 執行役員 広告事業統括責任者 堀 母日花氏 Sharpにて南米市場向けブランドおよびプロダクト・マーケティングに従事し、The Wall Street Journalにて、効果的なBtoBコミュニケーション活動の支援を行った後、2019年にリンクトインに入社。現在は、日本における広告事業統括責任者を務める。
リンクトイン・ジャパン株式会社 執行役員 広告事業統括責任者 堀 母日花氏
Sharpにて南米市場向けブランドおよびプロダクト・マーケティングに従事し、The Wall Street Journalにて、効果的なBtoBコミュニケーション活動の支援を行った後、2019年にリンクトインに入社。現在は、日本における広告事業統括責任者を務める。

──対ユーザーにおいて、2025年に仕掛けようとしていることを少しだけ教えてください。

 グローバル×BtoBコミュニケーションの「誰に」と「どのように」の精度を上げていきます。

 BtoBマーケティングにおいても動画のコンテンツが増えており、LinkedInではコネクテッドテレビ(CTV)でも動画を配信できるようになりました。最大の特徴は、10億人のプロフェッショナルからなるLinkedInコミュニティの1st Partyデータを使用して、多くの顧客に大画面でリーチできることです。これによって、動画配信がより多くなると思います。実際、LinkedInが日本のBtoBマーケターに調査をした結果によると、20%強のマーケターがCTVの利用を増加させることがわかりました。

 また、BtoBにおける購買意思決定の関与者が増え、決定プロセスが複雑化していることがわかっています。このため、Buyer Group(購買関与者のグループ)を把握し、適切なマーケティングをすることが求められます。LinkedInではAIによりBuyer Groupへリーチができ、効果を上げられるようになっています。

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2025/02/12 09:30 https://markezine.jp/article/detail/48019

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