東芝テックと東芝データは2月13日、電通と共同で「リワードキャンペーンに関する消費者受容実証プログラム」を2月17日より開始することを発表した。
同プログラムにおいて東芝テックは、プログラムの企画と実施や「スマートレシート」のプラットフォーム提供と購買データ分析、東芝データは、「レシートスキャン」のプラットフォーム提供と購買データ分析を行う。電通は、同プログラムの企画と実施を支援する。
同プログラムを通じて東芝テックと東芝データは、メーカーの広告・販促の効率を最大化し、消費者に最適な買い物体験を提供するサービスの実現を目指す。
なお、同プログラムの取り組みの一環として、対象商品の購入やアンケートに回答した消費者へスマートレシートのポイントを付与するキャンペーンを実施。Webサイトや「スマートレシート」内などに広告配信を行うことで、消費者の対象商品の購買有無や購買動機、同キャンペーン前後の購買傾向などを計測する。
これにより、広告による商品の訴求力向上とともに、消費者の興味関心・購買意欲の変化などの理解を深め、最適な情報を消費者に届けることによる広告・販促活動の効率化を目指す。
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