「ANA SKY WEB」ではこれまで、会員の登録情報をもとに航空券・旅行商品の利用頻度を促進するパーソナライズ化を実施していたが、今回「ad insight ASP」の導入によって、閲覧履歴から非会員ユーザに対する行動ターゲティングおよびパーソナライズ化を実現した。

　「ad insight ASP」は「ANA SKY WEB」サイト内の空席照会機能で選択された「出発地」とIPアドレス情報から判定した「都道府県」によってサイト訪問者のアクセス地を識別。さらにツアーのページ閲覧履歴から、サイト訪問者が興味を持つ旅行先や渡航先を分類し、サイト訪問者のアクセス地発の航空券や旅行商品を表示することを可能にする。

　これによって、航空券の予約・空席照会のために月間4億PVを集める巨大サイトで、販売促進だけでなく、非会員ユーザのサイト直帰率と離脱率を改善し、予約・購入に至るまでのサイト内導線の最適化が可能になる。

【関連記事】
・H.I.S.が行動ターゲティングLPO「ad insight ASP」導入、格安航空券などをパーソナライズ表示
・Google、検索結果のパーソナライズ機能をさらに強化
・マクドナルドがトップクリエイターを起用してホームページをリニューアル、LPOを初導入
・アクティブコア、SEO効果の視覚化とマイレポーティング機能を強化した「ac cruiser ASP」新バージョンをリリース
・アクティブコア、行動ターゲティング分析「ac cruiser ASP」の新機能を4月よりリリース