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最新アドテクの効率的「運用」を考える(AD)

リターゲティングのアドミュート率は他の数倍にも!「より嫌われる」マーケティングへ向かいがちなアドテク活用の最適化とは

アドミュート率を低く抑えるには

 さて、この問題をどのように解決すればよいのでしょうか。当然、フリークエンシーキャップを低く設定することも改善につながりますが、「広告原稿のローテーション」も非常に重要であることが、下図からわかります。水色のラインが、広告原稿1種類の場合。赤色のラインが、広告原稿を3種類に増やした後のデータになります。

 本事例では、広告原稿の種類を3倍にすることでアドミュート率を3分の1 以下に抑えることができています。広告原稿がローテーションされることで、「追いかけられている」印象が低下していることが推察できます。

 さらに、フリークアウトではサイトリターゲティングを実施する上で、

  • ターゲティング対象期間の最適化
  • サイト離脱からターゲティングするまでの期間の最適化
  • フリークエンシーごとに広告原稿を出し分け
  • 流入元検索キーワード単位でターゲットを最適

を実行することで、高いパフォーマンスを維持しながらも、アドミュート率を抑える運用を行なっています。

 アドミュート率が可視化されることによって、これまでのマーケティングコミュニケーションで蓄積した折角のブランド資産をオンラインマーケティング活動によって毀損することなく、コンバージョン全件数を最大化する打ち手を評価しやすくなったといえるでしょう。

 次回は実際のキャンペーン事例を参照しながら、DSP 運用のコツをご紹介いたします。

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この記事の著者

佐藤 裕介(サトウ ユウスケ)

株式会社フリークアウト 取締役 COO2008年よりGoogleにて広告製品を担当。Google The Foundations of Leadership修了。Google退職後、複数の技術系スタートアップに対し出資、ソフトウェア開発を支援すると同時に、鉄道会社からレコード会社まで幅広くコンサルティングを...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

石井 Kay 慧(イシイ ケイ サトシ)

株式会社フリークアウト Platform Development早稲田大学大学院 創造理工学研究科 建築学専攻卒業後、2012年、フリークアウト初の新卒として入社。フリークアウトではエンジニアとしてのバックグラウンドを活かし、技術ベンダーとのシステム連携、事業提携、およびセールス活動の標準化、自動化を中心に...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2013/03/06 11:00 https://markezine.jp/article/detail/17305

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