SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

ソーシャルリスニングの要は「文脈把握」にあり! 人の目×カテゴリー分けで高精度なSNS分析を実現

話題量がブランド価値の指標となる日に備えて

――効果的にソーシャルリスニングを活用していくために、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか?

池田:これは話題の質と量、両面を観測することによる文脈把握に尽きると思います。たとえばネガティブな話題があったときに、少数であっても深刻に受け止めてしまうことがありますが、どういう人達がどういう文脈でそのネガティブ発言をしているか、そしてその話題が全体の中でどのくらいのインパクトがあるかを知ることで、客観的な評価・対策ができるようになると考えています。

 それは各部署でばらばらと対応していては掴みにくいので、SNS観測の体制を作って、定期的に取り組んでいただけると効果が出やすいと思います。

――では最後に、今後の展望をお聞かせください。

池田:近年SNSの利用者は年々増加し、市場規模も広がっていますので、ここの観測装置としての役割は絶対に必要になってくると確信しています。弊社には当初はリスク管理の視点からご相談いただくことが多いのですが、ソーシャルリスニングはリスク管理だけではなく、マーケティング活用、サービス改善と多彩な目的で活用できる可能性があることをお伝えしていきたいですね。

 そのひとつとして、SNSの声を企業活動の基準値としていくことを考えています。たとえば、テレビであれば従来視聴率が評価の基準となっていましたが、そこに話題量をキーとした新たな指標を提案していきたいと考えています。

 最近だと、サイバー・コミュニケーションズ様、ビズテーラー・パートナーズと共に、口コミデータの収集・整理分析したものをテレビ局へ提供する取り組みをしています。どのような特集にどのくらいの反応があったのか、毎分の話題量を調査したりしているのですが、こうしたデータは今後活用できるのではないかと思っています。

 ブランドの価値も、「企業・サービス名×ありがとう」といったポジティブな投稿が年間どれくらい増えているかが重視される時代が来ると思っていますので、それを観測できるサービスを引き続き提供していきたいです。

今だけ!無料でレポートをお試しできます

イー・ガーディアンのソーシャルリスニング「ソーシャルメディア・アナリシス」では、ただいま「無料お試しレポート」受付中です。ぜひこの機会にお試しください!

★「無料お試しレポート」のお申し込みはこちら

★ポケットマルシェ様をはじめ、ブログでソーシャルリスニングの活用事例をご紹介しております。ぜひ合わせてご覧ください。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/10/15 11:00 https://markezine.jp/article/detail/34437

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング